10月2日 彼岸花

今年の9月は気象庁が統計を取り始めた1898年以降で最も暑い夏となったようです。
10月に入ったと思うと秋の空気となり、朝晩と昼間の気温差が大きくなりました。
すると、先週は固く小さな蕾であった「彼岸花」が満開になりました。
左側が9月27日の様子、右側が10月2日の様子です。

そして、今年も白色の彼岸花が咲きました。
白色の彼岸花は、赤色の彼岸花と黄色い彼岸花(鍾馗水仙)の自然交配種と言われているようです。

彼岸花は、球根から花が出てきて、その花が枯れた後に葉が成長するようです。
葉がない状態で花が咲いているのですが、冬に葉を繁らせ春に枯れ、秋に花を咲かせます。
秋の彼岸の頃に花を咲かせるのでこの名がついたようですが、曼殊沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれています。
彼岸花の花や茎そして球根まで、すべての部分に毒が含まれていると言われており、特に、球根の部分には強い毒が含まれていますので注意が必要ですね。