赤とんぼが飛んでいます

日中はまだ暑い日が続いていますが、時折吹く涼しい風が心地良い季節になりました。ビオトープには赤とんぼが飛んでくるようになり、秋を感じさせます。
体色の赤いトンボを総称して「赤とんぼ」と呼んでいますが、実は「赤とんぼ」という名前のトンボはいないって知っていましたか?
赤とんぼの代表的なトンボは「アキアカネ」で、他にも「ナツアカネ」や「コノシメトンボ」といった種類がいます。
こうしたトンボたちが赤くなる原因は、身体の中で作られている“色素”が影響しているそうです。身体の色が赤くなるのは“オス”だけだそうで、成虫になったときに黄色っぽい色をしているのが、成熟するにつれて、オスだけが赤くなるそうですよ。
オスが赤くなるのは、“オス同士の縄張り争い”や”メスへのアピール“。ほかの生き物にもいえることですが、メスよりオスのほうが鮮やかでバリエーション豊かなことが多いですよね。

そして、アケビが今年も実をつけています。熟するまでもう少しかな。縦に割れて、中から白い果肉が見え始めると食べごろのサインです。スーパーではみかけないけれど、食べたことがある人もいるかな。
熟していく様子をビオトープで観察してみてくださいね。