あけびが熟しました

ビオトープの一角にあるあけびがパックリ割れて熟してきました。紫色のサツマイモのような皮に包まれた白い果肉の実が特徴的な「あけび」。実は全長10cmほどで、熟すとパックリ割れて、乳白色のゼリーのようなとろとろの果肉があらわになります。
季節ごとの様子はこちら。

あけびは皮も食べることができます。そのままでは食べられませんが、調理して加熱すると食べられます。まだ、熟しているのはひとつだけですが、残りの実もこれから次々と熟していきそうですね。
さて、こちらの日記でも何度か紹介してきた「彼岸花」。花が枯れ落ちたあとの彼岸花はどうなるか知っていますか?

彼岸花は別名「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」。花が終り茎も枯れてしまうと、今度は葉が伸びてきて緑のまま冬越しをします。春に球根に栄養をため、夏が近づくと葉は枯れて休眠期に入り、やがて彼岸の頃にまた一気に花を咲かせます。
彼岸花が咲いていた辺りで葉っぱを観察してみてくださいね。