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News & Topics(2018年度)





「お接待」実習(3月24日)

 春の陽気に包まれた3月24日、「地域文化研究Ⅰ」の履修学生が、お揃いのバンダナとエプロン、ポロシャツを着て、「おへんろ交流サロン」で通算38回目となるお接待実習を行いました。
 当日は、お遍路さんだけでなく、NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク主催の「親子お遍路ウォーク」に参加した70名近くの皆さんにも、ぶっかけうどんや野菜サラダ、お菓子、飲み物、バナナなどを振舞いました。今回は、初めての試みとして、香川県警様のご協力をいただき、交通安全啓発グッズも配りました。スヌーピーやミニオンの反射材は、子どもたちだけでなくお遍路さんにも大人気でした。「暗いトンネルを歩く時には助かります」と、早速リュックにつけて出発されるお遍路さんもいらっしゃいました。香川県警様からのお遍路さんへのおもてなしですね。
 親子お遍路ウォークの皆さんが到着する昼前には、小さな遍路さんとの出会いにワクワクしている学生たちの姿がありました。そして11時過ぎに、「着いた~」「ゴール」などの元気な声を出しながら、子どもたちが到着しました。参加された皆さんは、口々に「おいしかった!」「ありがとう!」とお声掛けくださり、学生たちの表情には自然と笑みがこぼれました。喜んでいただけることの嬉しさ、人と関わり合うことの楽しさ、四国遍路に古くから根付いているお接待文化を体験することができました。実習終了後、NPO法人遍路とおもてなしのネットワークから、「四国八十八ヶ所おもてなし大使任命書」をいただきました。一行がおへんろ交流サロンを出発する時には、子どもたちのパワーに負けないよう、学生達は「いってらっしゃい。気を付けて~」と、大きな声で見送っていました。
 弘法大師・空海が生まれた讃岐(香川県)にある短期大学で、四国遍路に関する様々な体験を積み、学びを得ることは、学生にとって、それ自体がこれからの人生での大いなる財産になると確信しています。このような地域の中での体験にもとづく学びは、本学ならではの特色でもあります。
 ちなみに、この実習の模様は、さぬき市ケーブルテレビ、四国新聞でも報道されました。



オープンキャンパス(3月23日)開催!

 秘書科では、「知ってほしい!秘書科の授業、行事、検定」をテーマにオープンキャンパスを開催しました。オープンキャンパスを盛り上げる学生スタッフとして、秘書科1年生4名と、先日卒業したばかりの2年生2名が、高校生の皆さんに、学校生活や勉強のことについて生の声をお届けしました。
 秘書科には3つのコースがあり、2020年度入学生は「ビジネス秘書コース」「医療事務コース」「グローバルビジネスコース」から自分の行きたいコースを選ぶこと、それぞれのコースの特徴、秘書科で行っている行事など、ご理解いただけましたか?
 また、全体的な説明の後、グループに分かれ、学生スタッフより秘書科の授業、行事、検定についてそれぞれに詳しい説明がありましたが、秘書科の内容が身近に感じられたでしょうか。体験学習の後は、ランチサービスと学科別の個別相談、クラブ・サークル紹介などもありました。
 今回、都合が会わず参加できなかった高校生の皆さんもぜひ次回はお越しください。次回は、パソコンが苦手な方にも分かりやすいパソコンの体験授業を予定しています。



秘書科入学準備セミナー(3月22日)開催!

 秘書科入学予定の皆さんを対象に、大学での学び方や学生生活について理解し、4月からの授業や大学生活にスムーズに入っていけるようにするために、秘書科入学準備セミナーを実施しました。
 初めは硬く緊張していた様子でしたが、4月からの具体的な話を聞くうちに、大学生活の楽しみと期待が膨らみ、2年間頑張るという気持ちが表情に表れていたように感じました。
 大学の桜もつぼみが膨らみ始めました。4月2日の入学式には、満開の桜で皆さんをお迎えできることでしょう。秘書科教員一同、皆さんのご入学を心待ちにしています。



平成30年度学位記授与式(3月20日)

 3月20日午前10時から、レクザムホールにて、平成最後の学位記授与式を挙行しました。未来に向かって新たな一歩を踏み出そうとしている卒業生の凛とした姿が、とても印象的でした。
 卒業生からは、「短大の2年間は、あっという間でした。期待と不安が入り混じった状態で入学式に挑んだことを、昨日のことのように思い出します。就職後は、秘書科で学んだことを活かして、仕事に真摯に誠実に向き合って、お客様から信頼されるスタッフになります。」「入学直後は、パソコンの授業が苦手でしたが、今ではキーボードを見ずに入力できるようになりました。文書作成や礼儀作法など、社会に出てすぐに役立つことを学ぶことができたので、自信を持って就職できるのではないかと思います。」「敬語の学びは、普段のアルバイトや就職活動の時に活かすことができました。就職活動の時、企業の方から“秘書科の学生は、他学部の学生と比較して、言葉遣いやお辞儀がきれいだね”と褒められ、とても嬉しかったです。2年間、お世話になりました。」と話してくれました。
 秘書科での学びは2年間と短いものですが、皆それぞれに新しい力を身につけて卒業していきます。卒業生の皆さん、おめでとうございます。4月から、社会人としてそれぞれの道を歩み始めますが、同じ学び舎で学んだ友人との絆を大切にして、これからも頑張ってくださいね。卒業後のさらなる飛躍を期待しています。

平成31年度入学式 まもなくです

 平成31年度高松大学・高松大学大学院・高松短期大学の合同入学式を、以下のとおり挙行します。入学式後、学科別オリエンテーションもあります。
 秘書科入学予定の皆さん!身だしなみや振る舞いに留意し、忘れ物のないよう時間厳守で集合してくださいね。
 今一度、先日の入学準備セミナーでお知らせしたことを振り返ってみましょう。秘書科学生のモットー“表情ニコニコ 言葉ハキハキ 行動キビキビ”をお忘れなく!

 日時:平成31年4月2日(火) 10:00開式
     ※9:30までには、入場を完了してください。
 場所:高松大学・高松短期大学 体育館

オープンキャンパス(3月23日)まもなく開催!!

 第1回目となるオープンキャンパスを、3月23日(土)に開催します。
 秘書科の「体験学習」は『知ってほしい!秘書科の授業、行事、検定』です。学生スタッフとして、1年生4名と2年生3名が、秘書科での授業や行事等について、在学生ならではのリアルな話を交えながら紹介します。ランチサービスの後は、在学生とのフリートークを楽しみながらの個別進学相談などもあります。
 保護者の方やお友だちと一緒に、是非ご来学くださいね!皆さんのご参加を、教員と学生スタッフ一同、心からお待ちしています。

入学準備セミナー(3月22日)まもなく開催!!

 秘書科では、入学予定者の皆さんが、4月からの授業や大学生活にスムーズに入って行けるよう、3月22日(金)に入学準備セミナーを行います。当日は、大学での学び方や学生生活についての説明、キャンパスツアー等を開催します。
 該当者の皆さんには、すでに郵送でお知らせしていますので、時間厳守で集合してください。12月に実施した入学前説明会に参加された皆さんは、課題を回収しますので、忘れずにお持ちくださいね。なお、当日は、長髪の学生は、髪をまとめるようお願いします。
 入学予定者の皆さん、3月22日にお会いしましょう!









「歩き遍路」体験学習を行いました(2月27日)

 「地域文化研究Ⅰ」の授業の一環で、「歩き遍路」体験学習を行いました。
 まず、集合場所のおへんろ交流サロンにて、「おへんろつかさの会」に所属されている前田先生から、四国遍路の歴史や、四国遍路の父と言われる真念さんや、衛門三郎伝説などについて伺いました。四国遍路は、昔から修行の場であり、人々の心のより処であり、祈りの場であったこと、その大元には、弘法大師・空海を敬う心があることを再認識できました。
 その後、白衣、菅笠、金剛杖を持って、歩き遍路スタートです!道中では、丁石や接待碑、行き倒れのお遍路さんの遍路墓が点在していました。遍路墓には樒がお供えされ、古の人々のお遍路さんへの愛情を感じるだけでなく、今も地元の人々がお遍路さんを大切に思っていらっしゃることを知りました。そして、四国は、そのような温かい土地柄であることを誇りに思いました。偶然、逆打ち(1番札所から番号順に巡拝するのではなく、88番札所から逆に巡拝すること)をされている鹿児島から来られたお遍路さんにもお会いし、巡拝のきっかけや野宿の大変さを伺いました。道中では、「頑張ってね!」と声を掛けてくださる地元の方々もいらっしゃいました。また、休憩地点では、前田先生の奥様からお接待のサプライズもいただきました。ちょうど雨が降り出したところだったので、あたたかい紅茶とチョコレートで元気をいただきました。さらに、同行してくださった「おへんろつかさの会」の柿木先生によるお地蔵さんの紙芝居は、とても心に染み入るものでした。お二人の先生から「親よりも先に死ぬことは親不孝。自分の命は、これまで代々受け継がれてきた命を引き継いだもの。だから、その命を粗末にせず、大事にして欲しい。そして、自分を大切にすることと同じように、その思いを自分の周りの人々にも分けて欲しい」との心のこもったメッセージをいただいた後、自分自身も周囲の人も大切にするという誓いを込めて、柿木先生と指切りをしました。
 当初は、さぬき市前山にある「おへんろ交流サロン」から大窪寺までの11kmを歩く予定だったのですが、残念ながら6kmほど歩いたところで雨が降り出しました。急遽、車に変更し、昔の面影を残す旧遍路道の一部を徒歩で進み、大窪寺に到着することができました。実は、途中で雨が降るかもしれないと、前田先生が「おへんろつかさの会」の木村先生と奥様に車での伴走をお願いしてくださっていたのです。前田先生のお気づかいに心から感謝します。本当にありがとうございました。
 大窪寺では、石段下のお店から「いつもこの時期に大窪寺に来られていますね。高松短大の学生さんでしょ?あったかい生姜湯、どうぞ!」と声を掛けていただきました。いただいた生姜湯は、心も体もほっこりと温かくしてくれました。お接待のありがたさが身に染みました。本当に、ありがとうございました。
 歩き遍路体験学習は、地域やそこに暮らす方々と多くの接点を持てる内容です。その体験が、学生の感謝・思いやりの心を育むことに繋がっていくと確信しています。とりわけ、今回の大窪寺までの歩みは、多くの方々のご支援のお蔭で達成することができました。ご協力・ご支援くださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 ちなみに、体験学習の模様は、さぬき市ケーブルテレビでも放送されます。





後期成績通知日(2月20日)

 本日は、後期成績通知日でした。1・2年生全員が集合し、学科長表彰や春期休業中の注意事項などの説明がなされました。学科長からの2年生に向けたメッセージを聞いた学生は、「来月に卒業して、4月から社会人になるという実感が湧いてきました」と話してくれました。学科長表彰では、人物・学業成績ともに優れ、多くの検定試験に合格し、秘書科学生として模範となった学生5名が表彰されました。また、学生6名が、実務技能検定協会をはじめとする各種表彰を受賞したことも報告されました。表彰された皆さん、おめでとうございました。皆さんのたゆみない努力と研鑽の賜物ですね。このように秘書科では、優秀な成績を修めるとともに、様々な活動に積極的かつ真摯に取り組んだ学生を表彰しています。
 さらに、サービス実務コースでは、2年生へのサプライズとして、くす玉と、教員からのメッセージを用意しました。3月20日には、この学び舎を巣立っていく学生たち。一人ひとりの前途に幸多からんことを心よりお祈りします。



「情報機器利用プレゼンテーション演習」での発表

 立春を過ぎても、まだまだ寒さが身にしみますね。
 さて、秘書科では、科目によって、様々な学習成果の評価方法があることは、以前ご紹介しましたね。
 2年生が履修する「情報機器利用プレゼンテーション演習」は、講義中の態度、レポート課題、グループプレゼンテーションによって成績評価を行います。この中でも、もっとも配点が大きいのが、グループプレゼンテーションです。
 指定された課題のうち1つを選択し、グループ(3~4名)でプレゼンテーション用ソフト「Power Point」を用いた15分間のプレゼンテーションを行います。効果的なプレゼンテーションをするために、事前に入念な情報収集を行い、分かりやすいスライドや配布資料を作成し、何度もリハーサルを重ねます。準備段階から計画的に作業を進めなければ、プレゼンテーション当日に間に合いません。情報収集力、表現力、協調性、計画性、自主性を養うための授業です。
 今年度の履修生は、全グループが「課題テーマ①  飲食店でのサービスの極意~私たちの提案~」を選択しました。香川県内にある飲食店を取り上げ、新メニューや店内設備等について、具体的な提案がなされました。
 入念な準備を行ったグループは、明るい表情やアイコンタクトに留意しながら、オリジナルの提案・紹介内容を、丁寧に分かりやすく、熱意を持って発表できていました。



春期セミナーを行いました(2月12日)

 秘書科1年生の就職活動が、3月1日から本格化します。2月末までに、自己分析や企業研究、筆記試験・面接対策などの入念な準備を行い、3月1日からスタートダッシュを切る必要があります。そこで、先日の卒業生懇談会に引き続き、秘書科1年生の就職活動を支援するためのガイダンスとして、キャリア支援課と合同で「春期セミナー」を行いました。
 このガイダンスは1時間目から4時間目までほぼ丸1日行います。1時間目は「面接シミュレーション」です。面接時における立ち居振る舞いを、就職先の決まった先輩の動きを見ながら確認していきます。2,3時間目は「個人面接」の練習と「集団面接体験講座」です。1時間目で確認した動きを振り返りながら、自分自身の立居振る舞いを再確認していきます。そして4時間目は「就職活動のすすめ方」です。ハローワークや中小企業家同友会の皆様から、就職活動に挑む際の留意事項や求人状況などについて解説をいただくとともに、キャリア支援課から、大学求人の見方等についても説明を受けました。
 このように秘書科では、教職員だけでなく、学外の皆様のご協力も得ながら、学生の就職活動を強力にバックアップしています。



卒業生懇談会(2月11日)を行いました

 後期末定期試験も終わり、ちょっと休憩といきたいところですが、短期大学の1年生はここから就職活動対策の最終準備です。合同企業説明会などのスケジュールが目白押しで、企業研究や面接対策など事前に準備すべきことはたくさんあります。
 秘書科では1年生の就職活動を支援するため、キャリア支援課と合同で「卒業生懇談会」「春期セミナー」「企業研究セミナー」等を行っています。
 今回実施した「卒業生懇談会」では、秘書科を卒業した先輩の皆さんに「就職活動と現在の仕事」について体験談等を話していただきました。先輩から、自己分析の重要性、就職活動で苦労したこと、取得しておいて良かった検定、短大で学んだことで仕事に役立っていることなど、経験に基づく説得力のあるお話を伺うことができました。
 学生は、メモを取りながら真剣な表情で参加しており、就職活動の第一歩を踏み出しました。

第117回 秘書技能検定(2月9日)

 立春を過ぎても、まだまだ寒さが身にしみますね。
 後期末定期試験が終了し、本日は秘書技能検定の受験日です。学生は、後期末定期試験の勉強の合間を縫って、秘書技能検定の対策も行ってきました。検定合格は、就職活動をする際、実力の客観的証明となるだけでなく、短大時代の努力の証(あかし)です。そのため、就職活動を3月に控えた1年生は、できるだけ高いレベルに合格しようと、この日の検定に臨みました。秘書科学生であれば、最低でも秘書技能検定2級は合格したいところですね。
 頑張った一人ひとりに、“合格”の吉報が届くことを心から祈っています。

後期末定期試験が始まっています

 9月から始まった後期授業が終わり、その学習成果を確かめるために、1月31日から、後期末定期試験が始まりました。現在、学内は、いつもより静かで、緊張感が漂っています。学生は、授業で使用したテキストや配布されたプリントを隅々まで丁寧に見直し、万全の態勢で試験に臨んでいます。とくに2年生は、短大卒業がかかった最終試験であり、いつになく真剣な表情です。
 秘書科では、科目によって、様々な学習成果の評価方法があります。日々のレポートや授業中のディスカッション、実技試験等によって評価する科目もあれば、後期中に数回実施する小テストや、定期試験期間中に実施する筆記試験の結果で評価する科目もあります。評価方法の組み合わせはいろいろですが、多くの科目において、筆記試験が課せられています。試験結果次第では、単位が認められず、来年度再履修することになったり、卒業が延期になる場合もあります。
 学生の皆さん、体調管理をしっかりして、筆記試験では、学んだ成果をすべて出し切ってくださいね。
 1月下旬以降、香川県内では、インフルエンザの患者数が増加しているようです。うがい・手洗いを心がけ、マスクを着用する、人混みを可能な限り避ける、部屋の湿度を保つ、栄養と休養を十分にとるなど、各自でできる自衛手段を講じることも大切ですね。

学長講話「社会に出ることとは」(1月25日)

 2年生後期の必修科目に「応用演習Ⅱ」があります。この科目では、地域の中で自らの役割を自覚し、職業人として活躍できるよう、社会に出る前に知っておくべき一般知識や一般常識等について、地方自治体等の行政機関や関係団体からお招きする講師の先生方にご教示いただきます。秘書科では、この科目を、社会人になる直前の準備セミナーとして位置づけています。
 これまでの14回の講義を通して、地域の現状や課題について学外講師の方々からお話を伺い、これまで知らなかったことを数多く学ぶことができました。ご協力くださいました講師の先生方に御礼申し上げます。ありがとうございました。
 そして、本日の最終講義は、佃昌道高松短期大学学長による「社会に出ることとは」と題する講話でした。高松短期大学秘書科に入学してからの2年間の学びを振り返るとともに、現在の自分自身が、入学時に理想とした姿に近づいているのか、自己分析を行いました。学生の感想は以下の通りです。

・学長先生の講話を拝聴し、社会に出た時に、何が大切かを再認識することができました。信頼関係を築きあげることは、とても大切だと思いました。

・4月から社会人になるのはとても不安ですが、秘書科で学んだことを活かしながら頑張っていきたいです。人間関係を円滑にするために、常に感謝の気持ちを忘れずに、思いやりの心をもって働きたいと思います。

・入学が決まってから、礼儀やマナーをしっかり身に付け、品のある大人になろうという目標を立てました。秘書科で学んだ2年間が無駄にならないよう、現状の自分に満足することなく、もっと成長していきたいです。

 学長の講話を拝聴する学生を見ると、顔つきも姿勢も、新しい旅立ちに備えて、凛々しくなってきているように感じました。



秘書科代表者卒業研究発表会(1月25日)

 先日行われた卒業研究発表会で選ばれた各コースの代表者が、秘書科1・2年生全員が集まる場で、プレゼンテーション用ソフトを使って、卒業研究発表を行いました。代表者のテーマは、以下の通りです。

卒業研究テーマ
 ビジネス秘書コース代表者 「キャッシュレス化について」
 医療事務コース代表者   「音楽と人間の関係性について」
 サービス実務コース代表者 「ホテルサービスの極意 ―有名ホテルに学ぶ―」

 この秘書科代表者卒業研究発表会は、13回目を迎えました。来年度に卒業研究を作成する1年生にとっては、たいへん参考になる発表会だったのではないでしょうか。
 限られた時間内で、自分の考えを簡潔かつ的確に伝える力は、ビジネス社会で必須です。各種実習後の発表会で培った度胸、プレゼンテーションの授業で学んだ話の組み立て方や話し方、スライド作成の技術等が、大いに役立ったようです。

 ところで、現在、香川県内ではインフルエンザ流行警報が発令中で、学生から「インフルエンザに罹患した」との連絡を受けることが多くなりました。うがい・手洗いを心がけ、マスクを着用する、人混みを可能な限り避ける、部屋の湿度を保つ、栄養と休養を十分にとるなど、各自でできる自衛手段を講じることが大切ですね。

入学予定者の皆さんへ

 入学前説明会に参加された、未来の秘書科学生の皆さん!お久しぶりです。
 12月に実施した入学前説明会から1か月が経過しましたが、グループワークで立てた目標に向かって、努力し続けていますか?出された課題を着実に行っていますか?
 課題や入学以降のことについて分からないことがあれば、遠慮なく、高松短期大学087-841-3255(代表)まで連絡してくださいね。誰しも、新しい世界に飛び込むとき、不安はあるものです。私たち秘書科教員は、皆さんの未来のために、精いっぱいのサポートをしたいと思っていますので、どんな些細なことでも構いませんから、お知らせくださいね。

 さて、入学式まで約2か月あります。以下に、秘書科の「学科の目的」と「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」を示しています。学科の目的をしっかりと理解するとともに、自分自身が入学者受入れの方針に合致した人物であり続けているか、自己分析してください。そして、4月には、「このような目的で設置された学科に入学して、充実した2年間を過ごそう!」という前向きな気持ちで入学して欲しいと思います。

学科の目的
 秘書科は、職業人としての幅広い教養と高度なビジネスの専門知識・技能を有し、社会人としての基本的なマナーや品位を備え、周囲からの信頼を得て、第一線で活躍する人材を育成することを教育研究上の目的とする。(高松短期大学学則 第3条の2)

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
1.高等学校等における基礎的な知識、特に国語・数学・英語などの基礎的学力を身に付けている。
2.同年代の人や教職員、社会人など、様々な人々とコミュニケーションをとることができる。
3.様々な課題について自ら気づき、よりよく解決するために挑戦することができる。
4.目標に向かって前向きに努力することができ、同年代の人や教職員、社会人など、様々な人々と協力して責任を持って物事に取り組むことができる。
5.ビジネスや医療事務、サービスに関する専門知識や実務技能を身に付けたいという目標がある。
6.社会人としての基本的なマナーや品位を身に付けたいという目標がある。



秘書科卒業研究発表会(1月16日)

 秘書科では、毎年1月中旬に、2年生による「卒業研究」の発表会を行います。
 卒業研究は、秘書科での2年間の学びを深化・集大成させたものと位置付けており、分量は1万字以上が求められます。学内で行う授業や、学外での実習や体験などをもとに、自分の関心のある研究テーマを設定し、研究に関係した文献・資料の収集を行い、研究スケジュールに従って、適宜、研究を進めるのです。そして、12月下旬に卒業研究を完成させ、1月に発表会を行います。
 各コースで実施された発表会では、各々の卒業研究について、研究の主旨や要約をスライドやレジュメに取りまとめ、10分程度にまとめて発表しました。発表終了後の質疑応答では、オブザーバーの1年生から、発表についての素朴な質問や感想が述べられ、それに対して、2年生が自分の言葉で回答するキャッチボールが行われました。
 このように、積極的なディスカッションやプレゼンテーションなど、自分の意見を述べたり他者の意見を聞く機会があることで、情報を分かりやすく伝え、聞くことができるコミュニケーション能力が養われます。このような経験の積み重ねが、就職活動や就職後の職業人生活で生かされ、自信にも繋がるのです。
 なお、各コースで評価の高かった発表者は、コース代表として、1月25日に秘書科全員の前で、再度発表を行う予定です。



後期授業の後半がスタートしました

 冬期休業が終わり、1月8日から、後期授業の後半が始まりました。校内では、久しぶりに学生たちの明るい笑い声が響いています。学生たちからは「働き始めたら長期の休みがとりづらくなるので、冬季休業を利用して家族旅行に行ってきました」「今年は就職活動の年だから、自己分析や企業研究をしたり、インターンシップに参加してきました」「新年が明けてから、今日提出期限のプリント作成に没頭していました」「年末年始はアルバイトに没頭していました」などの声が聞かれました。
 1月31日から後期末筆記試験が始まります。風邪やインフルエンザの流行も予想されます。気持ちを切り替えて、規則正しい生活リズムを取り戻し、勉学に励まねばなりませんね。



あけましておめでとうございます!(1月4日)

 2019年が幕を開けました。亥年が、皆さんにとって素晴らしい1年でありますように!

 2年生には、残り3か月の短大生活を、日々、大切に過ごして欲しいと思っています。1月に卒業研究発表会、2月に後期末筆記試験があり、3月に晴れて卒業式を迎えることになります。秘書科での2年間の学びを振り返り、「学位授与の方針」に合致した人物に成長しているかどうか、自己診断して欲しいと思います。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

秘書科では、以下のような資質や能力を身に付けた学生に卒業を認め、短期大学士(秘書)の学位を授与します。

・豊かな人間性や社会人としての幅広い教養
・基礎的能力(高い倫理観、情報収集・分析力、問題発見・解決力、コミュニケーション能力等)
・職業人としての専門知識や技能

 1年生は、3月から就職活動が始まります。学内外で行われるガイダンスに積極的に参加し、就職活動に挑むための準備を早めに整えましょう。昨年12月28日に、11月の香川県の雇用情勢が、香川労働局から発表されました。有効求人倍率が1.79倍、正社員の有効求人倍率が1.43倍で、雇用情勢判断としては、19カ月連続で「改善が進んでいる」とのことでした。ただし、企業の採用意欲が旺盛であるからといって、少しの努力で内定をもらえるかもしれない!と安易に考えることは禁物です。企業は、単に求人数を満たすだけの人数を採用できればよいと考えているわけではありません。当然ながら、企業は、欲しい人材にしか内定を出しません。だからこそ、企業研究や自己分析を十分に行い、企業が欲する人材になるべく、能力も技能も、日々向上させる必要があるのです。

1年を締めくくるとき

 今年も、残すところ、あと僅かとなりました。
 サービス実務第1研究室では、先日、学生研究室の年末大掃除を行いました。自分たちの手で、1年間お世話になった場所を美しく清掃してから、新たな年を気持ちよく迎えるのです。
 さて、皆さんにとって、今年は、どのような1年だったでしょうか?秘書科2年生は、学内での講義だけでなく、学外でのさまざまな実習に取り組みました。また、2年間の集大成ともいえる「卒業研究」を書き上げました。1年生は、各コースで設定されているスタートダッシュ検定の合格に向けて、一生懸命に勉学に取り組みました。コースによっては、年明けに検定試験があるため、冬休みもコツコツ試験対策を継続している1年生もいます。短大でのこのような経験は、目先の就職にとどまらず、将来の自分づくりへとつながる重要な学びです。
 さあ、皆さんは、将来の自分づくりのために、来年はどのような1年にしたいですか? 「一年の計は元旦にあり」といいます。今年を振り返り、その反省をもとに、新しい年の目標を立ててみてはいかがでしょうか?
 来る年が皆さんにとって幸多きものとなりますよう、心からお祈り申し上げます。

年賀状の準備はお済みですか?

 “まだ間に合う”“まだ余裕”なんて思っているうちに、クリスマスを迎えてしまい、あわただしく年賀状の準備をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 年賀状は、新年のご挨拶として幅広く利用される季節の挨拶状です。印刷された年賀状が多くなりましたが、手書きで一言、近況報告や心のこもったメッセージを添えると喜ばれるのではないでしょうか。

 さあ皆さん、お世話になった先生や友人に、手書きのメッセージを添えた年賀状を書いてみませんか?

サービス接遇検定2級 サービス実務コース全員合格!!

 秘書科学生は、数多くの検定試験を受験します。検定受験は、日ごろの学習成果をはかる力試しとして、そして就職活動に向けての準備の一環としての意味があります。
 先日、サービス実務コースの1年生が、サービス接遇検定2級を受験しました。夏期休業中から開始した「サービス実務Ⅰ」の授業において、合格対策を入念に行い、本番に挑みました。
 結果は・・・

 サービス実務コース 全員合格です!! 合格率100%を達成!!

 学びが見事に結実した結果に、学生も教職員も、拍手喝采です。合格、おめでとうございます。検定試験の合格証は、学生本人の自信につながるだけでなく、自分自身の能力の客観的証明として、就職活動や職業生活へ活かすことができます。
 さあ、つぎは準1級合格に向けた勉強です。さらに上位級を目指し、継続して努力を積み重ねることで、大学における学習が一層実り多きものとなり、就職後の実務にも役立てることができるのです。









入学前説明会(12月8日)

 秘書科では、9月以降、AO入試や推薦入試などを実施してきました。合格者の皆様に、秘書科教員一同、心からお祝いを申し上げます。おめでとうございます。
 秘書科は、平成25年度から、ビジネス秘書コース、医療事務コース、サービス実務コースの3コースを設置し、それぞれのコースごとに、専門性の高い教育を行っています。そこで、秘書科の教育方針や学科内容について理解を深め、入学予定者の皆さんの適切なコース選択を支援すべく、12月8日に「入学前説明会」を実施しました。
 当日は、秘書科の教育方針や、3つのコースの教育目的や特性、目指す検定や就職先等についての説明、グループワーク、コース選択に関する相談を行いました。グループワークでは、「学生力診断をもとに、入学までの目標を立てよう!」をテーマに、一人ひとりが自己分析をして、入学までに高めたい能力を決め、その能力を伸ばすために何を行うべきか、入学までの各自の行動目標を立てました。また、入学までにタッチタイピングのスキルが身につくように、全員に「キータッチ2000」のソフトを配布し、学び方を解説しました。さらに、継続した学習習慣を持ち続けるとともに、残りの高校生活を有意義に過ごしていただくことを目的に、複数の課題も出しました。

 さて、入学前コース説明会に参加された、未来の秘書科学生の皆さん!入学前の不安は解消できたでしょうか?各自の目標に向かって、努力し続けているでしょうか?出された課題を着実に行っているでしょうか?コース選択や課題について不明な点があれば、遠慮なく、高松短期大学087-841-3255(代表)まで連絡してくださいね。
 入学式まで約3カ月あります。以下に、秘書科の「学科の目的」と「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」を示しています。学科の目的をしっかりと理解するとともに、自分自身が入学者受入れの方針に合致した人物であり続けているか、自己分析してください。そして、4月には、「このような目的で設置された学科に入学して、充実した2年間を過ごそう!」という前向きな気持ちで入学して欲しいと思います。

学科の目的
 秘書科は、職業人としての幅広い教養と高度なビジネスの専門知識・技能を有し、社会人としての基本的なマナーや品位を備え、周囲からの信頼を得て、第一線で活躍する人材を育成することを教育研究上の目的とする。(高松短期大学学則 第3条の2)

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
1.高等学校等における基礎的な知識、特に国語・数学・英語などの基礎的学力を身に付けている。
2.同年代の人や教職員、社会人など、様々な人々とコミュニケーションをとることができる。
3.様々な課題について自ら気づき、よりよく解決するために挑戦することができる。
4.目標に向かって前向きに努力することができ、同年代の人や教職員、社会人など、様々な人々と協力して責任を持って物事に取り組むことができる。
5.ビジネスや医療事務、サービスに関する専門知識や実務技能を身に付けたいという目標がある。
6.社会人としての基本的なマナーや品位を身に付けたいという目標がある。







かがわ子ども大学
高松大学キャンパス「百人一首学習会」開催(12月2日)


 高松大学・高松短期大学では、香川県教育委員会からの受託を受け「かがわ子ども大学高松大学キャンパス」を、年5回開催しています。その5回目にあたる「百人一首学習会」が、12月2日に本学図書館で開催され、4年生から6年生までの小学生が参加し、百人一首の世界を楽しみました。
 このプロジェクトは、例年、高松大学発達科学部学生と高松短期大学秘書科学生のコラボレーション企画として行っています。本学では、この学習会を、学部・学科での学びで培った成果を披露する機会でもあると考えています。秘書科学生は、百人一首の札を読むだけでなく、授業で学んでいるお辞儀の仕方や礼儀作法について、実技を交えながら分かりやすく解説しました。もちろん、受付や総合司会、審判、表彰式のお手伝いなども行いました。
 学習会では、時間を追うごとに対戦が白熱し、各グループが熱戦を繰り広げました。また、対戦の前に「お願いします」、対戦後に「ありがとうございました」と言うのですが、明るく元気な声であいさつができていましたね。礼儀をわきまえた小学生の姿が、とても素敵でした!!
 もうすぐお正月ですね。昔は、お正月に家族と百人一首で遊ぶことも多かったようですが、残念ながら今は少なくなったようです。今回の学習会をきっかけに、是非、ご家庭でも百人一首でかるた遊びを楽しんでくださいね。そして、お辞儀の仕方も、学校生活の中で活かしてくださいね。
 ご参加くださった小学生の皆さん、保護者の皆様、ありがとうございました!!

「卒業研究」ラストスパートへ!

 現在、2年生は、卒業研究の執筆に大忙しです。提出期限は12月20日!!空き時間や放課後には、パソコン教室で頑張っている姿が見られます。
 卒業研究とは、各コースにおける実習やその他の授業での体験をもとに、自分の関心のある研究テーマを設定し書きあげる論文のことで、2年間の学びを深化・集大成させた成果物と位置付けられる、とても重要なものです。研究テーマに関係した文献・資料の収集を行うとともに、研究スケジュールに従って研究を進めていきます。研究の骨子に則り、意味のある論文になるよう、何度も修正を繰り返して完成させます。提出後の来年1月には、発表会も行います。
 2年生の皆さん、風邪やインフルエンザにかからないよう、うがい・手洗いを十分にして、しっかりと栄養をとって、卒業研究を完成させましょう!



「地域文化研究Ⅱ」の「体験・実習報告会」を行いました(11月27日)

 「地域文化研究Ⅰ・Ⅱ」の授業は、地域にある観光資源を素材に、様々な活動を行う総合的知識習得型の授業です。地域の文化や歴史に触れるとともに、人とのつながり(ご縁)のありがたさに感謝しながら様々な体験をする中で、物事へ取り組む積極性と自主性を学び取り、おもてなしの本質について、自分なりの答えを見出すことに意義があります。本日の報告会では、歩き遍路やお接待実習、おもてなし実習等の貴重な体験によって、どのようなことを学び取ったのか、自分がどのように成長したのかをリフレクション(振り返り)したことを、6分間にまとめ、全員の前でプレゼンテーション(口頭発表)しました。昨年同様、さぬき市ケーブルテレビの取材もありました。
 ここで、学生のコメントの一部(四国遍路に関する実習で学んだ点)を紹介します。

・「あなたに会えてよかった」と声を掛けてくださったお遍路さんが忘れられない。
・遍路道には、小さな石で造られた遍路墓がいくつもあり、すべてに樒がお供えされていた。むかしの四国遍路は、“死”と隣り合わせの長旅であったことを知った。
・歩き遍路体験では、道中で何度も立ち止まりそうになった。その時、友人や先生の温かい言葉に助けられ、前へ進もうという原動力になった。
・四国遍路の実習を通して、私の生まれ育った香川県の、素敵な場所、あたたかい文化を知り、優しい人々と出会うことができた。人との関わり、人の温かさを知り、誇りに思った。
・感謝の心に、気配りと笑顔を添えて、お接待実習にのぞんだ。このような実習ができたのは、お遍路さんや観光客の皆様、場所を提供してくださったおへんろ交流サロンの方々のお蔭だと思う。多くの方々のご協力のお蔭で私たちの実習ができていることに、心から感謝したい。

 なお、この発表会の模様は、さぬき市ケーブルテレビで放送予定です。

災害ボランティア活動に参加しました(11月25日)

 学生3名とともに、7月の西日本豪雨の被災地である倉敷市真備町に伺いました。
 事前に、現地でボランティア活動をされている日笠様から、「被災者に寄り添う行動を」「傾聴に努める」「適度に休憩・水分を取る」「感染症対策をしっかりと」等の指導を受け、ボランティア保険にも加入して、当日を迎えました。
 倉敷市災害ボランティアセンターに到着後、作業や注意事項の説明を受け、共に活動するメンバーが決定しました。同じグループには、岡山だけでなく、大阪から来られている方もいらっしゃいました。センターで作業に必要な道具を借りて、バスで被災されたお宅に向かいました。
 2階建ての民家の2階部分には、今もなお浸水した跡が残り、自然災害の爪痕に愕然としました。床や壁はすべて取り除かれ、柱と梁がむき出しになっていました。私たちは、柱や梁などに付着した泥を、ヘラやタワシなどで念入りに落とし、飛び出ている釘や隙間に残っている石膏ボードをバールやハンマーで取り除く作業を行いました。1階部分はすべて浸水したため、柱の上部まで泥が付着していました。泥は粒子が細かく、粉塵が舞う中での作業で、PM2.5対応のマスクと防塵マスクの両方を着用する意味がよく分かりました。
 休憩中、被災されたお宅のご主人様から、「ここには、池があってコイが泳いでいたんよ。浸水した時は、2階から逃げて、ボートで救出してもらった。」との話を伺い、平凡な日常がどれほど有り難いことかを改めて認識することができました。
 15時過ぎまで活動しましたが、すべての泥を取り除くことはできず、後ろ髪をひかれる思いで現地をあとにしました。「高松からわざわざ来てくれて、ありがとうね。」と見送ってくださった姿が、今も目に焼き付いています。
 被災から4カ月以上経過しても、生活再建には程遠い状態です。これからも、息の長い支援が必要であると、切実に感じました。一人一人ができることは小さいかもしれませんが、継続して積み重ねることで大きな成果につながると思います。そして、ボランティアへの参加を迷っている人に、まずは最初の一歩を踏み出す勇気を持って欲しいと思います。今回の活動は、社会との繋がりを意識する機会であり、学生自身が変わるきっかけになったかもしれません。





「社会活動演習Ⅱ」で、
 大学周辺の危険箇所や避難所をチェックしました。(11月14日)


 災害はいつどこで起こるかわかりません。もし、大学で大地震などの災害にあった場合、どのように行動すればよいのでしょうか?
 本日の「社会活動演習Ⅱ」では、高松市社会福祉協議会の中篠様をお迎えし、大学周辺の身近な避難所、避難ルート、コンビニエンスストアや公衆電話の場所などがマークされた避難ルートマップを活用し、実際に大学周辺を歩きました。使用したマップは、昨年度、本講義を受講した学生が作成したもので、大学から高松駅までの各種施設や災害時の避難ルートを記したものです。そのマップを見ながら、全員で、大学に最も近い避難所である古高松南コミュニティーセンターまで実際に歩きました。「災害時に地域の方がこの場所に押し寄せたら、非常食は足りるのだろうか」「普段何気なく通っている道を、災害時を想定しながら歩いてみると、側溝やブロック塀など注意しなければならない場所がたくさんあることに気付いた」「本学校舎は津波避難ビルに指定されている。大学内で待機する場合、どの場所にいればより安全だろうか」等、大学の校舎内も確認しながら、災害時に避難する際の注意点について意見を交わしました。
 1週間前には、自然災害に関する講話を拝聴し、日本で発生した地震の震央分布図や過去の地震の状況から、改めて日本は地震が多く、災害が身近な国であることを学びました。東日本大震災の際、職員派遣で現地の支援活動業務をされた中篠様のお話から、テレビや新聞等では知ることのできない現場で働く方の状況や課題等、リアルな体験談を伺うことができました。
 災害の発生を防ぐことはできなくても、日頃からの備えによって、被害を軽減することはできます。災害時には、交通機関の運行が止まり、学校や職場から家に帰れないかもしれません。外出中に被災する場合も想定し、その場合の家族との連絡方法や待ち合せ場所の確認をしたり、必要最小限の減災グッズを持ち歩くとよいでしょう。また、非常持ち出し袋の中身を確認したり、ローリングストック法を実践し、家庭内に数日分の食料を備蓄することも大切です。
 最後になりましたが、お忙しい中、ご講義いただきました高松市社会福祉協議会の中條様に心から感謝いたします。ありがとうございました。
 「社会活動演習Ⅱ」では、災害に関心を持ち、もしもの時は「まずは自分の身を守ること」から「ともに助け合うこと」の視点が身につくよう内容を組み立てています。授業もいよいよ終盤です。学生が授業を通して何を学び、感じたのか、自分の生活にどのように活かしているのか、あるいは活かそうとしているのか、最終回の実践発表会が楽しみです。

第116回 秘書技能検定を実施(11月11日)

 今年度2回目となる秘書技能検定を本学会場で実施しました。
 秋は検定試験が次々に開催されており、11月に入りすでに「漢字検定(日本漢字能力検定)」「サービス接遇検定」が実施されています。そんな検定ラッシュのなか、時間を有効に活用し、頭を切り替えて、各種検定に臨んでいる学生の姿が印象的でした。
 検定当日は朝から晴天で、気温もちょうど良く、「どこかにお出かけしたい」そんな気持ちになる天候でしたが、欠席者はなく、受験者全員が検定問題に真剣に取り組んでいました。
 秘書技能検定の準1級、1級の筆記試験合格者には、面接試験があります。筆記試験と面接試験の両方に合格しなければなりません。準1級、1級の受験者の皆さんは、結果が出るまで長い戦いとなります。筆記試験をパスした学生は、面接試験に向けて一緒に練習をして合格をめざしましょう。
 来週は「日商簿記検定」です。それぞれのペースでファイト!





おもてなし実習を行いました(11月3日)

 「地域文化研究Ⅱ」の授業では、学外でのフィールドワークを実施し、明るく感じの良い態度、臨機応変に行動できる能力を養うとともに、他者へのいたわりや思いやり、おもてなしなどについて考え実践する機会を設けています。先日行ったお接待実習もその一環です。
 空気が澄み、行楽日和となった11月3日、学生たちは、国営讃岐まんのう公園にて「おもてなし実習」を行い、来場者の皆様にぶっかけうどんやお菓子、飲み物を振舞いました。学生たちは、“表情ニコニコ 言葉ハキハキ 行動キビキビ”“目配り・気配り・心配り”“心遣いに笑顔を添えて”“笑顔と感じの良い応対はPriceless”などの言葉を胸に、来場者を温かく出迎えました。本学マスコットキャラクター “たーちゃん”も、おもてなしをしたいと駆けつけてくれました。天候にも恵まれ、用意した200食のおうどんやお菓子は、1時間程度でなくなりました。おもてなし実習によって、学生は、お接待実習で学んだことを再度実践できるとともに、香川県には、お接待をはじめとするおもてなしの精神が根付いていることを県内外の方々に知っていただくことができました。
 この実習は、国営讃岐まんのう公園様からのご提案から始まり、今回で5回目です。今後とも、地域や自治体、地域住民の皆さまと連携・協力して、さまざまな交流・連携活動を推進していきます。その過程で、学生には、社会の一員であるという自覚を持つとともに、地域に貢献できることの喜びを感じとって欲しいと思っています。
 実践の場をご提供くださった国営讃岐まんのう公園のスタッフの皆様に、心より御礼申し上げます。また、応援に駆け付けてくださった発達科学部学生にも感謝申し上げます。ありがとうございました。
 なお、この実習の模様は、四国新聞でも報道されました。



香川県防災センターに行きました(11月1日)

 「社会活動演習Ⅱ」の学外授業で、災害を疑似体験し、防災・減災の知識を高めるべく、香川県防災センターを訪れました。
 はじめに、30年以内に約70パーセントの確率で発生するといわれる「南海トラフ地震」が発生した際、香川県の被害想定状況や自分の身を守るための防災知識に関する映像を見ました。その後、火災時の初期消火の仕方や煙避難、暴風、地震の体験をしました。
 今年は台風や豪雨被害等、特に災害を身近に感じる出来事が多くありました。学生たちからは、体験を通して「実際に災害に遭遇したらパニックになると思う」「繰り返し訓練し、いざという時に備えておくことの大切さを実感した」等の感想が得られました。災害時は、まずは自分の身を守ること、また、人の命を助ける・互いに支え合う「共助」の視点が重要であることに気付くことができました。災害の怖さを体験し、防災・減災への意識を高めるきっかけになったのではないかと思います。
 今後は、香川県で発生した災害や災害ボランティア活動者の講話、さらに、7月の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町でのボランティア活動を予定しています。





第16回研究室対抗スポーツ大会開催!(10月26日)

 毎年恒例の「研究室対抗スポーツ大会」を本学体育館で開催しました。友人や先生方との交流を深め、日頃の運動不足を解消する事などを目的に行われており、今年で16回目となります。
 今年は研究室数が増えたこともあり、1,2年生合同競技は行われませんでしたが、その分、1年生同士、2年生同士で結束して競技に挑むことが出来ました。
 最初の競技は「二人三脚」です。ペアの息が合わせられるかが勝負のポイントとなります。上手く合わせられたペアは猛スピードで駆け抜けていきましたが、体育館シューズを忘れてしまったペアは、互いに足の踏み合いになってしまい、とても痛そうでした。
 2番目の競技は「綱引き」で、こちらも全員の綱を引くタイミングをいかに合わせるかがポイントです。なお、タイミングがピッタリだった研究室はわずか10秒で決着をつけてしまいました。
 3番目の競技は「フラフープくぐり」です。両手を離さずにフラフープを送っていくため、前後の人といかに協力してフラフープを潜るかがコツとなります。背の高い順に並ぶか、それとも…と隊列を工夫しながら勝負に挑んでいました。
 最後の競技は「長縄跳び」です。今年も、気合が入りすぎて0回や1回しか跳べない研究室がありました。一発勝負ですから、いざというときの度胸なども問われる競技でした。
 熱戦の結果は、サービス実務第1,2研究室が優勝、ビジネス秘書第3研究室が準優勝でした。どちらの研究室も、所属人数が少ないというハンデを、チームワークのよさでカバーし、栄光をつかんだようですね。



香川県立中央病院半日研修を行いました(10月25日)

 医療事務コースの1年生が香川県立中央病院半日研修に行きました。今回の研修内容は、まず病院紹介と職員紹介、つぎに診療情報管理士の方による講義、最後に病院見学という流れです。
 病院紹介と職員紹介では、病院の概要と役割、病院の貴重なデータの説明があり、香川県立中央病院が香川県の中核病院として大きな役割を担っていることを改めて知ることができました。また、事前に学生にアンケートをとった「病院事務職員に聞いてみたいこと」について、現場で働く医療事務の方が直接答えてくださいました。実は、医療事務はその業務によって職種が分かれていますが、その中でも、学生が将来就職する可能性の高い職種である、診療報酬請求事務と医師事務作業補助のそれぞれの観点からご回答くださいました。
 講義では、病院で働く事務職員についてのお話を伺いました。診療報酬請求事務の仕事、医師事務作業補助の仕事、診療情報管理士の仕事、そして、医療従事者の協働と連携(チーム医療)について詳しいお話を聞くことができました。
 病院見学では、病院の耐震構造の見学をはじめ、病院関係者以外立ち入り禁止のエリアへ入らせていただき、医療従事者が働く現場を見学させていただきました。入学して7カ月が経ちましたが、検査や手術などの医療設備、医事課やカルテ庫など、これまでに学んできたことを実際に目で見ることで医療への関心が一層高くなったのではないでしょうか。
 貴重なお話、そして普段立ち入ることのできない病院内部の見学をさせてくださいました香川県立中央病院の皆様、誠にありがとうございました。



サービス実習報告会を開催(10月24日)

 サービス実務コースの2年生は、4月から香川オリーブガイナーズとJRホテルクレメント高松にてサービス実習を行ってきました。本日は、それぞれの実習概要や実習における目標ならびに振り返りをすることで、それぞれの学びや気づき、反省点を踏まえ、今後の学生生活、社会人になるにあたって取り組むべきことについて発表しました。学生からは、次のような感想が聞かれました。

・どちらの実習も報告、連絡、相談が大切だと学んだ。「ホウ・レン・ソウ」をすることで周りの方とコミュニケーションがとれ仕事がスムーズにできた。また、良いサービスを行うためには、お客様を第一に考え常に笑顔でいることや丁寧な言葉遣いができるよう普段から使いこなしておくことが大切だと考えた。このことを意識しながら努力をしていきたいと思う。

・外国のお客様の来店が多かったため、積極的に英語で話をすることができた。お客様に英語が伝わった時がとても嬉しかった。

・お客様を不安にさせないように、立ち居振る舞いや聞かれたことを「分かりません」で返さないように会社に入っても勉強していきたい。焦ったり、過信してしまったりすると失敗をしてしまうので、落ち着いて行動し仕事で必要な内容やそれに関連していることは知っておいて、答えられるようにしておきたい。

・2つの実習を通して、接客というのはただ楽しくお客様とコミュニケーションをとることに限ったものではなく、どれだけお客様に満足していただける提供ができるかということが重要であるとわかったので、就職先ではどのような場面でもお客様の満足を得られるような接客をしたい。

 2年生の発表に熱心に耳を傾ける1年生の前向きな姿勢も印象的でした。2年生は、実習での学びを残りの学生生活に生かし、1年生は実習までに今の自分に不足しているものを見極め、それらを補う努力をしていってほしいと願っています。

 最後になりましたが、実習先企業の皆様には、本学学生のために貴重なお時間と労力を割いてご指導いただき、大変感謝しております。誠にありがとうございました。



「普通救命講習」を受講しました(10月17日)

 はやしまBLS(Basic Life Support)の日笠博元先生をお迎えして、「社会活動演習Ⅱ」と「地域協働実践」の受講生が、「普通救命講習」を受講しました。AED、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の応急手当等の方法や災害時の様子について、座学と実技を交えた実践的な研修でした。
 これまで、東日本大震災や熊本地震等、様々な災害ボランティア活動も経験された日笠様より、「今年の7月の西日本豪雨災害もまさか災害の少ない岡山県が被害を受けると思わなかった」という話から始まり、危機管理よりも、災害発生前からリスクを予防する「リスク管理」の重要性を改めて実感したとのお話がありました。
 実技では、実際に人形を用いて、「強く(胸が5センチ程度沈むまで)、テンポ良く(1分間に100回)、絶え間なく(30回連続圧迫)」を意識して胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行いました。AEDは、痙攣した心臓を一旦停止させる機器であり、何もしないでほっておくのとAEDと胸骨圧迫をセットで行うのとでは、救命率がぐっと向上することを学びました。その他、止血法でもビニール袋や女性用のナプキン等、身近な物を普段から備えておくことで、応急手当に十分に役に立つことを教えていただきました。
 講習終了後には、「普通救命講習修了証」を交付いただきました。たくさんの知識・技術を覚えておくことはなかなか難しいですが、講義でもお話しいただいたように、まずは、自分にできること(すぐにできる行動)から一歩ずつ始めてもらえるきっかけに繋がれば幸いです。ご講義いただきました、はやしまBLSの日笠様、ありがとうございました。



「高齢者疑似体験」を行いました(10月16日)

 高松市社会福祉協議会の中篠様・兵頭様を講師としてお迎えし、「社会活動演習Ⅱ」の受講生が、高齢者疑似体験と災害時の非常備蓄品の試食会を行いました。
 高齢者の体や心の変化については、「足が重い、腕が上がらないってどんな感覚だろう」「視界が狭い、目が白くぼやけるってなに?」等、歳を重ねるとともに、多くの方が経験する症状を、座学とともに高齢者疑似体験によって体験しました。高齢期の身体の変化を理解することで、相手の視点に立った声かけや関わりを考えるきっかけに繋がります。実際に体験したことで、学生から「外に出るのが億劫になる気持ちが理解できる」「日常生活で困ることがたくさん出てきそう」等の感想が発せられ、お互いに助け合うことの大切さを実感する機会となりました。
 その後、災害時の備蓄品の試食会を行いました。前回の防災対策に関する座学を振り返りながら、普段から何を備えておくべきか、話し合いました。最近では、非常食も食べやすい物が増えてきましたが。これが3日間続いたらどうか、どの程度の量が必要かなどの観点で話し合い、普段から食べ慣れており、なにより自分に合う物を見つけることが大切であるとの意見が出ました。
 今回、お忙しい中、講師でお越しくださいました高松市社会福祉協議会の中篠様、兵頭様、本当にありがとうございました。







大学祭が盛大に開催されました!

 天候に恵まれた2日間、多くの来場者にお越しいただき、盛況のうちに終了しました。来場者の皆様、開催に当たってご協力・ご支援くださった皆様には、心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
 多くの卒業生にもご来場いただき、「3月に卒業して、半年ぶりに大学に来ました。短大時代が懐かしいです。仕事は思っていたよりもハードですが、上司や先輩方から仕事の仕方を教えていただいています。」「先生、お久しぶりです!子育てをしながら仕事も続けています。」と近況報告もしてくれました。とくに、3月に卒業した学生たちは、わずか半年の間に、職業人として責任を持って仕事をしている顔になり、成長を感じました。卒業生のこのような姿は、教員として、とても嬉しい限りです。
 秘書科学生は、模擬店の運営、「近県高等学校英語弁論大会」の運営スタッフ、ワークショップ(体験型講座)の開催、各種イベントへの参加など、様々な場面で活躍していました。
 ワークショップは、会場の都合で、大学祭2日目のみ実施しました。今年は2つのワークショップを行いました。「地域協働実践」を受講している秘書科学生は“アートな いろどり クリスマスツリー”を開催しました。参加者の皆さんは、布製の葉や花びら、本物の落ち葉などを使って、クリスマスツリーを制作しました。先着60名様のみの参加とさせていただきましたが、小さなお子様から大人の皆様まで楽しんでいただけたようです。また、サービス実務コースの学生は、3年目となる“アートな おさかな アンブレラ”を開催しました。参加者の皆さんは、ビニル傘に好きなイラストを描いたり、テープを貼ったりして、世界でひとつだけのオリジナルアンブレラを制作しました。2つのワークショップともに、ご家族皆さんで仲良く楽しみながら創作活動に取り組まれている姿がとても微笑ましく、運営スタッフの心まで温かくなりました。



【特別講座】お客様に喜ばれるお茶の出し方(10月10日)

 学生から「お茶の出し方を練習したい!」という声を受け、関学科長による「お茶の出し方練習会」が10月10日に開催されました。
 まずは座学で、お茶の入れ方や出す際のマナー、おもてなしの心を持った応対について学びました。そして、いよいよ本番です。茶托一つにしても、木目の向きや持ち方に心を配るとともに、テーブルへの置き方には細やかなマナーがあります。マナーとは、“絶対に守らなければならないもの”というよりは、相手に気持ちよくお茶を召し上がっていただくための“思いやりやおもてなしの心”であると感じました。ロールプレイングでは、お茶を出す役だけでなく、お客様役も演じることで、出す側のほんのちょっとした所作でイメージが大きく異なることを実感することができました。お茶を出す際に相手側に来る手をちょっと引くこと、お盆と胸の間に空間を設け、衛生面に配慮すること、茶碗の口に触れないよう両手で丁寧に扱うこと…など、座学で学んだ際は「なるほど」と頭で理解していたのですが、実際に所作を経験すると、ちょっとした心遣いでこんなにも受ける印象が違うのだと驚きました。
 参加した学生には、その“体感・実感”が、より一つひとつの所作を意識するきっかけとなったようです。学生からは、「就職してからも実際にお茶を出す機会があるので、さらに練習を重ねたい」、「アルバイト先や家でも意識してみたい」という感想が聞かれました。今日の学びを、是非、日常生活に生かして欲しいと思います。







「お接待」実習(10月8日)

 「地域文化研究Ⅱ」の受講生が、おへんろ交流サロンで通算37回目となるお接待実習を行いました。お遍路さんへの感謝の心に、気配りと笑顔を添えて、実習にのぞんだ学生達。お揃いのバンダナとエプロン、ポロシャツを着て、ぶっかけうどん、サラダ、バナナ、お菓子や飲み物などを振舞いました。さらに、5月に栗林公園の茶園で摘み取って製茶した煎茶を、香川のお土産としてお遍路さんに手渡しました。
 今回は、神奈川県、東京都、山口県、大阪府、岐阜県、京都府からのお遍路さんがいらっしゃいました。8時から9時にかけて、周辺では局地的に土砂降りの雨で、神奈川県からの一行は、雨合羽を着て歩いてお越しになりました。お越しくださったお遍路さんからは、「お接待は、四国遍路ならではのもてなしで素晴らしい。大雨の中を歩いてきて、偶然、このような機会に出会えて心から感謝します。」「短大生のお接待に偶然出会うことができて、旅のよき思い出となりました。ありがとうございます。」「栗林公園の茶園で摘み取り、製茶したお茶は、どこにも売っていない。最高のお土産です。」とお声を掛けていただきました。学生のレポートには「お遍路さんをおもてなししたいという気持ちが通じたのか、お遍路さんからいただく言葉や笑顔が、とても温かく感じた。」「心からの“笑顔”と、“お接待をさせていただき、ありがとうございます”という感謝の気持ちで実習にのぞんだ。おへんろ交流サロンでは、多くのお遍路さんとの出会いがあり、様々なお話を伺うことができた。“一期一会”の精神でおもてなしをして、県外からのお遍路さんに喜んでいただけた。この特別な出会いに感謝したい。」との感想が書かれていました。
 このお接待実習は、地域を知り、文化に触れ、人とのつながり(ご縁)の大切さを身をもって体験できる絶好の機会です。学生自身が“おもてなし”の本質について、自分なりの答えを見出すことに意義があります。弘法大師・空海が生まれた讃岐(香川県)にある短期大学で、四国遍路に関する様々な体験を積んで学びを得ることは、学生にとって大いなる財産になると確信しています。このような地域の中での体験にもとづく学びは、本学ならではの特色です。
 ちなみに、この実習の模様は、四国新聞、さぬき市ケーブルテレビでも報道されました。

もうすぐ大学祭です!

 高松大学・高松短期大学の大学祭テーマは、 「たーちゃん 響喜走舞(きょうきらんぶ)の会」です。2日間を通して、ご来場いただいたお客様に楽しんでいただくべく、学生が中心となり、各種ステージイベントや模擬店など多くの催しが企画されています。秘書科学生は、研究室ごとに、フランクフルト、ドーナツ、から揚げ、ハンバーグくじ、チュロス、カフェオレ・ジュースなどの模擬店を出店します。是非、お友達を誘って、大学祭にお越しくださいね。学生、教職員一同、心よりお待ちしています。詳しくは、以下のHPをご覧くださいませ。
 http://www.takamatsu-u.ac.jp/camp/calendar/festival.html#info01

 また、例年、高松短期大学同窓会総会を大学祭初日に開催しています。今年は、

 日時:平成30年10月13日(土)11時00分~
 対象:高松短期大学卒業生
 場所:附属図書館1階 図書館ホール

の日程で開催します。卒業生の皆さん、是非、お友達を誘ってご参加くださいね。なお、同窓会総会に参加された卒業生には、同窓会から、模擬店で使用できるチケットがプレゼントされます!



第53回さぬき高松まつり
フォトコンテストおよび子ども絵画コンクールの選考に参加(9月20日)


 高松まつりを盛り上げるために結成された“ものっそ隊”の活動も、本日で終了です。本日は、宣伝広報委員会に参加し、フォトコンテストおよび子ども絵画コンクールの選考や、ものっそ隊としての活動の総括、次年度に向けた提案を行いました。
 出品された写真や絵画作品からは、花火の美しさ、屋台の楽しさ、踊り子たちの熱気など、高松まつりでのそれぞれの思いが伝わってきました。写真や絵画作品は紙に描かれたものではありますが、今にも紙面から、人々の弾んだ声やドーンという花火の音が聞こえてきそうな作品が多くありました。とくに、技巧にとらわれることなく、まっすぐな感動を紙面いっぱいに表現している小学生の絵画作品には好感を覚えました。

前期成績通知日(9月18日)

 本日は、前期成績通知日でした。本学の成績評価は、「秀」「優」「良」「可」「再試」「不可」です。「可」以上であれば単位が認められます。「再試」と「不可」は、現時点では不合格ですが、若干意味合いが異なります。「再試」は、定期試験で合格できなかった学生を対象に設けられている試験で、1回だけ再挑戦できます。それでも合格に達さなかった場合は、次年度に再履修しなければなりません。「不可」は、再試を受けることができないため、再挑戦の機会はありません。
 9:00から、研究室担当教員によって、学生一人ひとりに成績表が手渡されました。1年生にとっては初めての成績通知で、恐る恐る成績を確認する学生の姿が見られました。結果次第では、再試験の手続きを取り、前期の授業内容を再度勉強し直す学生もいます。成績通知後には、学科長からの叱咤激励や、教務委員による履修指導等が行われました。9月21日から始まる後期授業に向けた心構えができたのではないかと思います。
 ところで、成績表には、各科目の成績評価だけでなく、これまでの総修得単位数、GPAも記載されています。秘書科ではGPA制度を活用することで、学生の学習意欲を刺激するとともに、GPAの数値の変化をみて学業不振の学生にきめ細かな学習指導を行うなど、履修指導や学習支援に役立てています。
 さらに、秘書科では、学内外の諸活動において特筆すべき成果をおさめた学生を表彰する制度を設けています。今回は、検定試験でとくに優秀な成績をおさめた学生2名が表彰されました。表彰された皆さん、おめでとうございました。このように秘書科は、学業だけでなく、様々な活動に積極的かつ真摯に取り組む学生を応援しています。

※GPA:Grade Point Averageの略。米国で用いられている成績評価手法のひとつ。本学でのGPA算出方法は、単位を認めた授業科目について、科目ごとに4段階(秀・優・良・可)で評価し、評価の高い順から4・3・2・1と評価点をつけ、それらに単位数を乗じた合計値を求め、総履修単位数で除するというもの。平成23年度入学生から導入開始。



オープンキャンパス(9月15日)開催!

 今年最後のオープンキャンパスを実施しました。秘書科の体験学習では、「受験者必見! 面接の極意」を行い、多くの高校生や保護者の皆様にお越しいただきました。高校生の皆さんは、面接試験での自分の姿をイメージできたでしょうか?
 体験学習では、面接試験の手順やチェックポイントなどについて、実際の面接を再現した映像を使って説明しました。面接の流れはもちろん、立居振舞や受け答えの注意点など、参考になる部分がたくさんあったのではないかと思います。
 9月から、本格的な入試シーズンがスタートしています。 参加してくださった高校生の皆さん、是非、本日の体験学習を役立ててくださいね。体調管理、入念な準備をして試験に挑まれますように。夢へと挑むすべての受験生に、合格の吉報が届くよう、心からエールを送ります。
 Do your best! Best luck with your entrance examination!

台風および地震により被災された皆様に
 心よりお見舞い申し上げます。

 このたびの台風21号および北海道胆振東部地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被害状況が明らかになるなかで、風雨の恐ろしさ、地震の怖さを再認識しました。不安な日々が続くなかで、被災された方々の健康状態が案じられます。亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様の安全と、被災地の一日も早い復旧と復興を衷心よりお祈りいたします。


集中講義「IT活用演習Ⅰ」

 さて、秘書科学生は、現在、学外での実習や集中講義など、“忙しい勉学の夏”を過ごしています。
 写真は、ビジネス秘書コース1年生が「IT活用演習Ⅰ」を受講している様子です。マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)合格を目指して、一日中Wordの様々な機能を学習しています。前期にもパソコンで文書作成をするための知識と技術を学んでいますが、一段階レベルアップするためにさらなる努力を重ねています。
 なお、この授業の最後に受ける検定(MOS)は、受験終了後、すぐに合否結果が出ます。今回は・・・
なんと、全員合格でした!素晴らしいですね。皆さんの努力が、全員合格に繋がりました。合格、おめでとう!!

オープンキャンパス(9月15日)まもなく開催

 今年最後のオープンキャンパスを、9月15日(土)に開催します。
 秘書科では「学科説明」「コース説明」「体験学習」を行います。「体験学習」では、「受験者必見!面接の極意」を行います。面接試験では何が審査されるのか? 面接試験の手順、面接試験でのチェックポイントなどについて、面接試験当日さながらの映像を用いて、詳しく解説します。面接試験での自分をイメージすることができるのではないでしょうか。また、午後からの学科別個別相談では、在学生や教職員が、「ビジネス秘書」「医療事務」「サービス実務」の3コースでの学び、資格取得や就職活動、大学行事、学費や奨学金制度等、学生生活についての不安や疑問にお答えします。遠慮なく、どんどん質問してくださいね。入試に関するご相談もお気軽にどうぞ!
 受験を間近に控えた高校生の皆さんのご参加を、心からお待ちしています。
 なお、ご来校の際は、熱中症にお気をつけのうえ、各自で水分をこまめに取り、オープンキャンパスのイベントをお楽しみくださいね。9月とはいえ、日中は暑い日が続いています。もし、具合が悪くなった場合は、早めに近くのスタッフにお声掛けくださいませ。



「高松市民大学2018」を運営スタッフとしてサポート(9月1日)

 秘書科では、社会や地域の活性化に貢献する意欲と能力を養うため、地域社会の行政、商工業、教育機関及び文化団体等と積極的に交流活動を行っています。
 本日は、「高松市民大学2018」を運営スタッフとしてサポートすべく、会場設営、資料準備、受付や会場案内、ビデオ撮影などを行いました。礼儀正しく、明るくかつ臨機応変に行動できる力を身に付けるために、入念な事前準備を行ったうえで、当日に挑みます。「高松市民大学2018」は、高松大学・高松短期大学が主催し、高松市教育委員会が共催する講演会で、市民の教養を高め生涯学習の一助とするとともに、地域文化の振興を図ることを目的に、平成11年から行っています。本日は、高松短期大学保育学科の中村多見先生による「生涯発達の観点から読み解く人間理解」、続いて、志學館大学人間関係学部の原口泉先生による「幕末維新の讃岐と西郷」の2つの講演がありました。
 運営スタッフとしての活動は、例年、サービス実務コースの学生が行っています。「高松市民大学2018」は、9月8日に“たかまつミライエ”にて、9月29日に“高松市生涯学習センター(まなびCAN)”で開催します。学生は、“明るく、素早く、礼儀正しく”をモットーに、現場で実践力を磨いています。







「ビジネス実習」を行っています

 ビジネス秘書コースの2年生30名が、8月中旬から9月初旬までの10日間、県内16の事業所で実習を行っています。1つの事業所であっても、日によって異なる場所を回る場合があるため、実質はさらに多くの実習先にお世話になっています。実習場所は、学生自身が住んでいる近隣地域の施設の場合もあります。
 いずれにしても、学生にとっては初めての経験です。
 実習先の皆様のご指導とご教示を賜り、新しい知識と経験を得た学生が、9月の後期授業開始日に元気な顔をみせてくれるのが楽しみです。
 学生に学びの場をご提供くださる実習先の皆様に、心より感謝申し上げます。
  

 

「医療事務実習」を行っています

 医療事務コースの2年生31名が、8月中旬から9月初旬までの10日間、県内26の病院で実習を行っています。
 医療事務というと受付業務が真っ先にあげられそうですが、それ以外にも入院退院事務、カルテ整理、カルテ運び、Excelでの帳票作成等、様々な業務があります。それらの業務を10日間という短い期間で一通り経験するため、一つの業務の流れが分かった頃には、次の新たな業務を始めることに・・・
 “覚えたばかりの業務を、迅速かつ正確かつ丁寧にこなしながら、随時来院された患者様に笑顔で応対する”10日間の実習は、思っていた以上に大変ですが、とてもやりがいのある有意義なものになっています。
 学生に学びの場をご提供くださる実習先の皆様に、心より感謝申し上げます。





オープンキャンパス(8月18日)開催!

 第5回目となるオープンキャンパスを開催しました。お越しくださった高校生や保護者の皆様、誠にありがとうございました。秘書科の魅力を、実際に見て、聞いて、感じていただけましたか?
 秘書科では、まず、ビジネス秘書コース、医療事務コース、サービス実務コースの3コースについて、各コースで特徴的な検定や実習を中心に概要説明を行いました。とりわけ、医療事務コースの説明では、医療事務担当者が医療現場でどのような仕事を行っているのか、現場を再現した寸劇を披露しました。業務内容についての理解が深まったのではないでしょうか?
 つぎに、体験学習では、「受験者必見!伝える力を身につけよう」を行い、自己推薦書・理由書、志望理由書等の書き方の極意をお話しました。真剣なまなざしでメモを取っている高校生が大勢いらっしゃいましたね。本学では、すでにAO入試の出願が始まっています。是非、本日の体験学習の内容を役立ててくださいね。学科別の個別相談コーナーでは、講義や検定、就職活動、通学方法、入学前教育など、気になることを熱心に質問している高校生の姿も見られました。
 次回は、「受験者必見!面接の極意」を行います。面接試験では何が審査されるのか? 面接試験の手順、面接試験でのチェックポイントなどについて、面接試験当日さながらの映像を用いて、詳しく解説します。
 今年のオープンキャンパスは、次回でいよいよラストです。受験を間近に控えた高校生の皆さんのご参加を、教員と学生スタッフ一同、心からお待ちしています。
 



高松まつり総おどりに参加しました(8月14日)

 今年も8月14日(火)に高松まつり総おどりに「高松短期大学秘書科連」として、17回目の元気な踊りを披露してきました。
 年々参加人数が増えており今年はなんと、総勢100名を超える連で赤と青の法被を着て、威勢よく掛け声をかけながら、力いっぱい踊ることができました。20分程度で一度休憩を挟むことができますが、その20分踊っただけで汗が滝のように流れてきます。スポーツドリンクでしっかり給水してからもう一度踊って皆さんもうヘトヘト、でもしっかり踊りきったととてもいい笑顔でした。
 

オープンキャンパス(8月18日)まもなく開催

 今年第5回目となるオープンキャンパスは、8月18日(土)に開催します。まもなくです!
 秘書科では「学科説明」「コース説明」「体験学習」を行います。「体験学習」では、「受験者必見!伝える力を身につけよう」を行います。8月からはAO入試の出願が始まります。受験者の熱意や魅力を伝えるためにどうすればいいのか?各種選抜試験の出願方法や、自己推薦書・理由書、志望理由書等の書き方のポイントなど、入試に備えた内容をお伝えします。質問コーナーでは、在学生や教員が、実際の授業や資格取得、就職活動でのサポートなど、学生生活全般についての不安や疑問にお答えします。遠慮なく、どんどん質問してくださいね。
 高校生の皆さんのご参加を、教員と学生スタッフ一同、心からお待ちしています。なお、当日は猛暑が予想されますので、ご来校の際は、熱中症にお気をつけのうえ、各自で水分をこまめに取り、オープンキャンパスのイベントをお楽しみくださいね。もし、具合が悪くなった場合は、早めに近くのスタッフにお声掛けくださいませ。

高松まつり総おどりに向けて練習中!

 8月14日(火)に開催予定の「高松まつり総おどり」に、今年も”高松短期大学秘書科連”として参加します。つい先日まで前期末筆記試験に追われていましたが、現在は高松まつり総おどりに気持ちを切り替えて練習開始!2年生の元気のよい指導のもと、1年生は一生懸命動きを覚えています。
 今年も、発達科学部や経営学部の学生とともに、キラキラ輝くポンポンを持って、若さあふれる踊りを披露します。14日には、沿道からのご声援を、どうぞよろしくお願いいたします!!



さぬき高松まつりPRボランティア“ものっそ隊” テレビ、ラジオに登場!

 秘書科学生4名が、高松まつりの楽しさをPRするために、そして、高松まつりを“ものっそ”(ものすごく)盛り上げるために、西日本放送「every.フライデー」と、西日本放送ラジオ「気ままにラジオ 雨の日晴れの日曇りの日」に出演しました。
 これまで視聴者の立場でテレビやラジオを見たり聴いていた学生たち。今回は、初めて、番組出演者として、高松まつりの見どころをご紹介しました。事前に何度か読み合わせの練習をして、いざ本番へ!練習の甲斐あって、テレビもラジオも一発OKでした。1つの番組を制作するために、想像以上の大勢の方々がかかわっていること、アナウンサーの皆さんの高度な表現力と臨機応変なトーク力など、テレビやラジオの現場を間近に拝見することができ、貴重な経験ができました。
 高松まつりの開幕は8月12日。2日目は、8000発もの花火が夜空を彩ります。最終日は、高松のメイン通りで繰り広げられる総おどりです。高松まつりが“ものっそ”盛り上がるように、秘書科のものっそ隊メンバーは、ラストスパートでPR活動に励みます!

前期末筆記試験が始まっています!

 4月から始まった前期授業が終わり、その学習成果を確かめる時期になりました。本学では、7月27日から前期末筆記試験が始まっています。
 現在、学内は、いつもより静かで、緊張感が漂っています。図書館はもちろん、学生研究室や学生会館などでは、学生が、テキストやプリントを隅々まで丁寧に見直し、試験に備えています。試験直前には、友達同士で問題を出し合って、互いの理解度を確認している様子も見かけます。とくに1年生は、短大生になって初めての期末筆記試験ですので、いつになく真剣な表情です。
 秘書科では、科目によって、様々な学習成果の評価方法があります。日々のレポートや授業中のディスカッション、実技試験等によって評価する科目もあれば、前期中に数回実施する小テストや前期末筆記試験の結果で評価する科目もあります。評価方法の組み合わせはいろいろですが、多くの科目において、前期末筆記試験が課せられています。試験結果次第では、単位が認められず、来年度再履修することになったり、卒業が延期になる場合もあります。
 連日猛暑が続き、クーラーの効いた部屋で過ごすことが多くなりました。しかし、油断をして体が冷えすぎると、逆に、風邪をひいてしまうこともあります。学生の皆さん、体調管理をしっかりして、学んだ成果をすべて出し切ってくださいね。そして、楽しいお盆を迎えましょう!





オープンキャンパス(7月21日)開催!

 厳しい暑さが続いていますね。オープンキャンパス当日も、全国各地で、35℃以上の猛暑日となりました。高松も暑かったですね。
 さて、猛暑の中、オープンキャンパスにお越しくださった高校生や保護者の皆様、ありがとうございました。秘書科の体験学習では、「卒業生からのビデオメッセージ」、「日本伝統文化の体験 ~ちらし取りで、百人一首に親しむ~」を行いました。ビデオメッセージでは、秘書科での学びが、職業人生活においてどのように活かされているのか、卒業生の実体験を披露しました。また、百人一首では、在学生が読み手となってちらし取りを行い、秘書科での学びの一端をご紹介しました。ちらし取りでは、グループごとに盛り上がっていましたね。回数を重ねると、上の句を聞いただけで「はい!」と大きな声を出して取っている高校生もいました。
 ところで、進学を希望する高校生の皆さんは、具体的な進学先を考える時期になりましたね。もし、進学しようと思っている学校のことを十分に調べていなければ、その学校に入学後、予想していた授業内容と違うなあ、当初描いていたキャンパスライフと違うなあと違和感を抱き、がっかりしてしまうかもしれません。不平不満が溜まり無気力になって、学校に行かなくなり、結果として、学費も時間も無駄になってしまう可能性もあります。
 有意義で楽しく充実したキャンパスライフを送るためには、後悔しない学校選びが大切です。入学したい学校について事前にしっかり調べるために、是非、オープンキャンパスに参加しましょう。オープンキャンパスに何度も参加することで、学校の情報をより広く深く知ることができると思います。
 秘書科の次回オープンキャンパスは、「受験者必見!伝える力を身につけよう」と題して、各種選抜試験の出願方法や、自己推薦書・理由書等の書き方のポイントをお話します。8月からはAO入試の出願が始まります。 高校生の皆さん、次回のオープンキャンパスに是非お越しくださいね。



JRホテルクレメント高松での「サービス実習」

 サービス実務コースの2年生は、6月上旬以降、土日祝の休みを利用して、2名ずつで4日間、JRホテルクレメント高松での「サービス実習」を行ってきました。この授業は、実践的能力を身につけた職業人を育成するための産学連携プログラムであり、接客サービスの真髄を学ぶ現場研修です。先日、全員の実習が終了しました。ご協力いただきました研修先のスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。
 実習では、様々な世代の社会人・職業人と接することで、コミュニケーション能力を高めるとともに、自分に何ができて何ができないのかを知ることができます。この現場研修が、働くことの厳しさと喜びを感じ、望ましい勤労観・職業観を養い、社会人・職業人としての自覚を促す絶好の機会となったことでしょう。
 8月中旬からは、香川オリーブガイナーズでのサービス実習(後半)が始まります。
   



大学周辺の地域清掃(7月10日)

 気象庁から10日、「四国地方が梅雨明けしたとみられる」と発表されました。平年より8日早く、昨年より3日早い梅雨明けです。しばらくの間、厳しい暑さが続くとのことです。熱中症にならないよう、こまめな水分・塩分補給や、強い日差しを極力避ける工夫をし、適度な休息を取ることが必要ですね。
 さて、本日は、秘書科学生有志と、大学周辺の道路清掃を行いました。道路や沿道環境の向上に役立つことはもちろん、学生自身の環境美化意識の啓発につながると期待して、定期的に清掃活動(ゴミ拾い)を行っています。道路脇での清掃活動であるため、事故には十分に気をつけねばなりません。ドライバーから目立つよう、たーちゃんのイラスト付きのオレンジ色のビブスを着用し、熱中症対策を万全にして、清掃活動を行いました。
 学生からは「ペットボトル、お惣菜・お菓子のパッケージやストローなど、多くのプラスチックゴミが気になりました。折しも、コーヒーチェーン大手が、深刻な海洋汚染の原因になっているとして、現在のプラスチック製ストローの使用を取りやめることが発表されました。ストローはとても便利な道具ですが、川沿いの草むらにポイ捨てされたストローが、風雨によって川に落ち、海に流れ、海洋汚染を引き起こしていると思うと、とても複雑な気持ちになります。プラスチック製品が海に流れていかないよう未然に防ぐことも大切ですが、ポイ捨てをしなくなることが一番重要です。」「新聞紙やたばこの吸い殻なども多く落ちていました。ごみを捨てている人は、 “ちょっとくらいいいじゃない”と思っているのかもしれませんが、その行為が、道路空間を汚しています。清掃活動をしていて、とても悲しくなりました。」「草むらのあちこちに、隠すように大量のたばこの吸い殻が落ちていました。おそらく、道端で停車して、吸い殻をまとめて路上に捨てているのだと思います。環境に悪影響を及ぼすことはもちろん、火事の危険性もあります。絶対にやめて欲しいです。」「気温が高く、徐々に集中力が低下していきました。スプレーで背中に冷気をかけると、また元気を取り戻せました。道端に、何故こんなに多くの生活感溢れるゴミが落ちているのか不思議です。常にきれいにしておくことで、捨てづらい環境を整えることが大切だと思います。」との意見が寄せられました。
 高松市では、空き缶やたばこの吸い殻等の散乱を防止し、まちの環境美化及び容器包装の再資源化の促進を図ることにより、美しいまちづくりに寄与することを目的とした「高松市環境美化条例」が制定されています。市民の責務として、空き缶やたばこの吸い殻などの投げ捨て、その他まちの美観を損なうような行為をしてはいけないと明示されています。第7条には、「市民等は、みだりに容器包装及びたばこの吸い殻等を、道路、公園、広場、河川、海岸その他の公共の場所(以下「公共の場所」という。)及び他人が所有し、占有し、又は管理する土地又は建物内に捨ててはならない。」と規定されており、違反者に対しては、第17条において、「第7条第1項の規定に違反した者は、2万円以下の罰金に処する。」と定められています。罰則を設けることも必要ですが、何よりも大切なのは、市民一人ひとりが環境美化意識を向上させるとともに、快適で美しいまちづくりに対する理解と協力をさらに深めることだと思います。美しい景観を保つことの大切さを再認識できました。



認知症サポーター養成講座を受講(7月9日)

 本日は、高松市社会福祉協議会の職員の方をお招きし、認知症サポーター養成講座を受講しました。認知症サポーター養成講座は、認知症を正しく理解し“見守る目のひとつ”になって欲しいとの想いから、学校や職場、地域等の現場で幅広く行われ、これまでに全国で約700万人が受講しています。今回は、「社会活動演習Ⅰ」「地域協働実践」の受講生、サービス実務コースの学生有志が受講しました。
 認知症の特徴や高松市における福祉の現状、また、地域で見守る仕組みとしての「徘徊高齢者保護ネットワーク」の紹介等、実態を踏まえたお話を伺うことができました。受講生からは、「認知症は高齢者だけでなく、若くてもなることがあり、誰でもなる可能性があることを知った」「重度の認知症を患う家族がおり、他人事として聞けなかった。日に日に症状が悪化する様子を見て、辛く避けてしまうようになっていた。今後は、マイナスに重く捉えることはやめて、思いやりの気持ちを持って“見守る”ことを大切にしたい」等の感想が寄せられました。
 秘書科での学びは、“他人ごと”ではなく、“自分ごと”として考え、活かしてこそ、意味があります。今回学んだことを、普段の生活や将来の社会人生活の中で活用するとともに、ご家族や周囲の人々にも、学びを広めていって欲しいと願っています。
 貴重な機会をいただきました高松市社会福祉協議会様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

平成30年7月豪雨
 被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。(7月9日)


 このたびの西日本を中心とした数十年に一度という記録的な大雨により、各地で河川の氾濫や浸水、土砂災害等による被害が相次ぎました。残念ながら多くの尊い人命・家屋が失われ、今もなお、行方不明の方々がいらっしゃるとのことです。近隣の岡山県・広島県・愛媛県等でも、甚大な被害が出ています。時間の経過とともに判明する被害状況とともに、被災された方々の健康状態が案じられます。亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様の安全と、被災地の一日も早い復旧と復興を衷心よりお祈りいたします。
 今後は、各種団体を通じて、自分たちがすべきこと、出来ることは何かを考え、実践に移していきたいと考えております。

第53回さぬき高松まつり “ものっそ隊”として、メディア収録に参加

 秘書科学生が、高松まつりをPRして、まつりを「ものっそ」「ものすごく」盛り上げる活動に参加していることは、以前ご紹介しましたね。
 その活動の一環として、学生3名が、53回目を迎える高松まつりの見どころを紹介する番組収録に参加しました。映像は、7月16日から31日まで、高松ケーブルテレビで放送予定です。また、「広報たかまつ」(8月1日号)にも掲載予定です。秘書科学生が元気に明るくPRしている雄姿を、是非、ご覧くださいませ!!
  

「研究授業」を行い、授業改善に役立てています!(7月5日)

 本学では、教員一人ひとりの教育力向上をめざして、「研究授業」を行い、授業・教育方法の改善を行っています。研究授業とは、日常に行われている授業を他の教員が参観し、授業終了後に、授業担当教員と参観者が集まって検討会を設け、授業改善のための意見交換を行うものです。研究授業は、教員の教育指導方法の改善に役立つだけでなく、授業内容についての教員相互の意思疎通や調整も図れるという利点もあります。
 本日は、秋鹿先生の「医療秘書概論」の研究授業を行いました。この授業は、医療機関や医療秘書の役割、医療秘書の業務、医療秘書の実務について学ぶ科目です。学生は、医療秘書に必要な医療に関わる幅広い知識・技能を身につけ、コミュニケーション能力を高めるために、一生懸命学んでいました。

オープンキャンパス(7月21日)まもなく開催

 今年第4回目となるオープンキャンパスは、7月21日(土)に開催します。まもなくです!
 秘書科では「学科説明」「コース説明」「体験学習」を行います。「体験学習」では、「日本伝統文化の体験 ~ちらし取りで、百人一首に親しむ~」を行います。卒業生からのビデオメッセージもあります。秘書科での学びがどのようなものか、お分かりいただけるものと思っています。
 高校生の皆さんのご参加を、教職員と学生スタッフ一同、心からお待ちしています。

七夕飾り

 7月7日は節句のひとつ、七夕ですね。笹の葉に、願い事を書いた色とりどりの短冊や七夕飾りをつるし、「ささのは さ~らさら~♪♪」とうたった人、1年に1度だけ会えるという織姫と彦星のお話を聞いた人も多いのではないでしょうか?
 七夕はもともと、機織り(はたおり)や裁縫、手芸の上達を願う行事だったそうです。そこから派生して、芸事や書道の上達を願うようになったようです。今は、“こんな職業に就きたい!”“流行りの○○が欲しい”などの願いが多いような気がしますが・・・。
 現在、秘書科学生が主に利用する1号館には、学生の思いが込められた短冊が、七夕飾りとともに吊るされています。どんな願いが書かれているのでしょうか?
 夏の訪れを感じる七夕の夜、短冊に願いを書き、七夕飾りを添えて、夜空を見上げながら星に祈りを捧げるのもいいですね。



「社会活動演習Ⅰ」ふれあい・いきいきサロンの実習で企画プログラムを実施しました。(7月1日)

 本日は、高松市福岡町にある松島地区ふれあい・いきいきサロン(以下、「サロン」)の「てごくらぶ」を訪問しました。サロンでの企画プログラムの実施は2回目ということで、前回の反省点であるプログラムの進め方を改善することや、サロンの開催場所や参加者の様子も異なるため、その点を意識して企画内容の準備を進めてきました。
 当日は、地域の方、学生、教員を合わせて約20名が参加し、屋内ボーリングや頭の体操の連想ゲーム、ひらめきスリーヒントをしました。後からサロンに参加した方が「外にも笑い声が響いてたよ~」と言われるくらいにぎやかな時間となりました。「若い人との交流は元気がもらえる」「企画したプログラムでは、面白いアイディアがもらえた」「あまり身体を動かさないので、屋内ボーリングは次もやりたい」との声があり、学生手作りのボーリングを寄贈し、今後のサロンでご活用いただくことになりました。
 前期授業の学外実習は、この日が最後となります。1回目に比べ、学生が自信を持ってプログラムを進行できたこと、相手の視点に立った話し方や声掛け、接し方ができたこと、また、なにより学生自身が地域の方と一緒に楽しみながら参加できていました。実習を通して、座学だけでは学べない「人と人との関わりの大切さ」も肌で感じることができたのではないでしょうか。このような貴重な機会をご提供くださった「うたごえ喫茶」、「てごくらぶ」のサロン皆様、ありがとうございました。



第63回 ビジネス文書技能検定試験を実施(6月30日)

 秘書科学生は2週間前に「秘書技能検定」を受けたばかりですが、今日は「ビジネス文書技能検定試験」を受検しました。昼すぎに豪雨となりとても蒸し暑い一日でしたが、試験会場は、検定試験にかける学生の意気込みに、熱く燃え上がっていました。
 ビジネス文書には一定の型や特有の言い回しがあり、それを会得しないことにはビジネスで使われる基本的な文書は書けません。秘書科では、礼状や案内文などの様々なビジネス文書を的確にかつ迅速に書けるよう、検定試験を通して秘書的技能を学んでいます。
  まだまだ検定試験は続きます。さらに、7月末からは、前期末試験も始まります。もうすぐ夏休みになりますが、その前にラストスパートです。



ふれあい・いきいきサロンの実習で企画プログラムを実施しました。(6月24日)

 本日は、「社会活動演習Ⅰ」の一環で、高松市松福町にある喫茶チャオの「うたごえ喫茶」を訪問しました。普段は喫茶店を営むマスターですが、第2・4日曜日はお店で「うたごえ喫茶」を開催し、地域の皆さんの憩いの場になっています。学生は、5月のふれあい・いきいきサロン(以下、「サロン」)の見学・体験を通して、皆さんと一緒に楽しめるプログラムを考え準備してきました。
 音楽好きのサロンということで、学生はこの日のために趣味のピアノとフルートの練習を重ね、ジブリでお馴染み「千と千尋の神隠し」の『何度でも』と童謡の『ふるさと』を演奏しました。約30名の参加者は、キレイな音色にうっとりしたり、口ずさんだりしていました。その後、なぞなぞや連想ゲーム、参加者を巻き込んだジェスチャーゲームを行い交流しました。学校生活とは違う異年代の方との関わり、また、自分たちで企画し準備したプログラム行ったことで、相手の立場に立った話し方や声の掛け方、関わり方等、いつも以上に意識し学べる機会になったのではないでしょうか。
 次回は、7月1日(日)に他のサロンで企画プログラムを実施します。良かった点はさらに伸ばし、反省点は少しでも克服できるよう取組みたいですね。暑さに負けず、次回の実習も地域の皆さんと楽しみながら一緒に頑張りましょう!



応用演習Ⅰで百人一首に親しむ ~ちらし取り~(6月22日)

 本日の「応用演習Ⅰ」では、小倉百人一首のちらし取りを行いました。1グループ6名程度とし、読み手を1グループが担当し、他のグループは取り手になります。読み手担当のグループは、1試合ごとに代わります。
 試合を重ねるうちに、上の句を発した瞬間に、取り手の「はい!」という声が聞こえてくるようになりました。読み上げの練習を繰り返し、何度もちらし取りをすると、自然と覚えるのですね。自分が覚えている上の句が聞こえた瞬間、素早い手の動きで下の句を取るのですが、そのあと「ラッキー」「やった~」「いいな~」などの声が聞こえてきます。嬉しい、羨ましい気持ちは分かりますが、私語をすると、せっかく取った札が無くなってしまいます。注意した当初は静まり返るのですが、徐々に、白熱しすぎて盛り上がることもしばしば。1試合が終わるごとに、取った枚数を記入するため、ヒートアップしていきます。しかし、試合が始まる前と終わった後には、お辞儀と挨拶をして、心を落ち着けます。ちらし取りは1時間程度でしたが、学びながらも、十分に楽しめたようでした。
 応用演習Ⅰでは、3週続けて百人一首の学習を行いました。その3週間での学習目標は、以下の通りです。
①小倉百人一首に集められた、美しい和歌に親しむ。
②ちらし取りをする場合は、読み手として、大きなハキハキとした声で発声する必要があるとともに、取り手として、暗記力・集中力・判断力などが必要であり、それらの力を総合的に身に付ける。
③ちらし取りは、「礼に始まり、礼に終わる」ことから、礼儀や感謝の気持ちを育む。
 学生のみなさん、これらの学習目標を達成できたでしょうか?

第115回 秘書技能検定試験(6月17日)

 秘書科の学生にとって重要な検定のひとつである「秘書技能検定」(通称「秘書検定」)が行われました。秘書科では、秘書検定を通して、文書作成やファイリング、スケジュール管理、マナー・接遇など、ビジネス社会で必要とされる基本的な職務知識を身に付けます。
 学生たちは参考書を読み返し、過去問題を解いて検定本番の日を迎えました。1年生は入学後初めての秘書検定受験、2年生は上級の受験で、会場は真剣な空気に包まれました。記入漏れがないか、入念にチェックして提出。学生のホッとした表情が印象的でした。
 しかし、試験終了後、学生たちから「秘書検定が済んだ。つぎは、7月のビジネス文書検定に向けて勉強しなきゃ!」との声が聞こえてきました。早速、つぎの検定試験に向けた準備を始めなければなりません。検定試験合格は、秘書科で一生懸命に勉強をした客観的証明として、そして、自分自身の能力や技能の証明として、就職活動で生かすことができます。秘書科学生は、日々、勉強を積み重ねているのです。
 今回の秘書検定では、学生の努力が報われ、1人でも多く合格できるよう祈っています。



「学生によるブックハンティング」に参加(6月16日)

 秘書科2年生3名がブックハンティングに参加しました。このイベントは、学生自身が読みたい本を直接書店で選び、本学図書館が購入します。平成19年度から年2回実施している行事で、今回で21回目となりました。
 学生は、高松市内の大型書店で1グループ4万円の予算で1時間半かけて選びました。時間いっぱい使って悩んだ結果、買い物かごがいっぱいに、いつもは値段を考えながら選びますが、今回は一切考えずに買い物かごの中へ…、帰り道ではとても満足した表情になっていました。
 今回選んだ本は再来週には図書館に配架されるということで、どんな本が増えたのか、とても楽しみにしています。



第3回オープンキャンパス開催(6月16日)

 梅雨の晴れ間のお天気に恵まれた16日、第3回オープンキャンパスを開催しました。学科説明、コース説明の後、今回は『できるかな?「結婚式のお祝い」』と『知っていますか?「讃岐の方言と地名」』の2つのテーマで体験学習を実施しました。
 秘書科では、学生スタッフを中心に体験学習を組み立てています。事前に、どのように話を展開していくのか、どのような言葉で説明すれば分かりやすいかなど、一つひとつ念入りに計画し、練習し、再確認して本番に備えます。しかしながら、大勢の高校生を目の前に緊張が押し寄せ、十分に力を発揮できなかった学生もいたようです。本番に弱いことやプレゼンテーション力、発信力不足を痛感したそうです。そして、すぐに「次こそは!」と今回の反省点を踏まえ、よりよいものへと改善していこうという姿勢が見られました。まさに、PDCA(Plan:計画、Do:実行、Check:評価、Action:改善)サイクルを意識した姿です。すぐに前を向いて進めるその気持ちの強さが、成長を手助けしてくれると信じています。
 話は逸れましたが、参加してくださった高校生の皆さん、結婚式のお祝いは自信を持って包めるようになりましたか?讃岐の難読地名、読めるようになりましたか?参加者の皆さんから「へぇ!?」と驚きの声が聞こえるたびに、周りの世界へ興味が広がっていく様子を嬉しく感じました。次のオープンキャンパスは、7月21日(土)です。また皆さんにお会いできることを楽しみにしています。



「応用演習Ⅰ」で百人一首に親しむ ~読み手の練習~(6月8日)

 「応用演習Ⅰ」は、2年生対象の科目で、社会生活を送るための身近な教養を身につけるとともに、郷土香川の魅力を再認識することを目的としています。具体的には、SNS等の利用に関する知識とマナー、熨斗袋・封書等の書き方のマナー、選挙制度、百人一首、香川に縁のある人物として、菊池寛、杉原千畝、与謝野晶子などを題材とした演習を行っています。
 本日は、小倉百人一首のちらし取りをするために、読み手の練習をしました。まず、香川に縁のある崇徳院の和歌「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」を紹介。その後、独特の抑揚をつけて、上の句(五・七・五)を読み、下の句(七・七)を2回続けて読む練習をしました。教室の隅々まで聞こえる声で一首ずつ読むのは、思った以上に体力を使います。旧仮名遣いの読み方に慣れていない学生もいましたが、みんな、一生懸命に読み手の練習をしていました。読み手の練習をすると、自然に和歌を覚えることができ、一石二鳥ですね!
 来週は、暗記した和歌を、一首ずつ抑揚をつけて読む実技試験を予定しています。

オープンキャンパス(6月16日)まもなく開催

 先週、四国地方が梅雨入りしたと見られると発表されました。四国地方で5月に梅雨入りとなるのは5年ぶりで、昨年より23日も早いそうです。梅雨が明けるまで、どんよりとした曇り空が続く日もあるかもしれませんが、気持ちは晴れやかに過ごしたいものですね。

 さて、今年第3回目となるオープンキャンパスが、6月16日(土)に開催されます。まもなくです!
 秘書科では「学科説明」「コース説明」「体験学習」を行います。「体験学習」では、「できるかな?“結婚式のお祝い”」「知っていますか?“讃岐の方言と地名”」を行います。秘書科での学びがどのようなものか、お分かりいただけると思います。
 高校生の皆さんのご参加を、教職員と学生スタッフ一同、心からお待ちしています。



第53回さぬき高松まつり 公式Tシャツ&ポスターお披露目会(5月28日)

 高松市役所にて、秘書科学生が、さぬき高松まつりの公式Tシャツ発売とポスター完成を記念して、公式Tシャツを着用して、報道機関に向けてお披露目会を行いました。例年、秘書科学生有志が、高松市や他の教育機関と連携しながら、宣伝広報委員会やさぬき高松まつりをPRするための集団「ものっそ隊」に参加しています。今年度は、「地域協働実践」を受講している学生が中心で、サービス実務コースの1年生もサポートします。ご覧ください、素敵な笑顔!!
 ちなみに、このTシャツは、4月19日に、宣伝広報委員として参加したTシャツデザイン審査会で決定したものです。紺色を基調に、カラフルな色彩を使って、万華鏡をイメージした大輪の花火と美しく彩られた屋島があしらわれています。
 お披露目会の様子は、5月29日に四国新聞、翌日に朝日新聞に掲載されました。是非、ご覧くださいね。なお、撮影した写真は、今後、高松まつりのパンフレット、ホームページ、来年のチラシ等にも使用される予定です。高松まつりを盛り上げるべく、秘書科学生がPR活動を開始します!



学外セミナー第2弾!
USJで学ぶサービスの真髄(5月25日)


 今年度の学外セミナー2日目は、プロのサービスの真髄を学ぶべくユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れました。事前学習では、パーク内のありとあらゆることを熟知し、USJで世界最高の笑顔になってほしいと日々ゲストの笑顔を引き出すために奮闘する「パークコンシェルジュ」について学びました。学生たちは、アトラクションを楽しむ傍ら、クルーの皆さんの笑顔や言葉かけ、洞察力や迅速な対応など、感動するサービスに出逢い、気づくことができたでしょうか?どんな素晴らしいサービスに触れたのか、感想文を読むのが楽しみです!
 私は英語教員として、クルーの外国人ゲストへの対応を中心に見ていました。どのショップの店員、アトラクションのクルー、パーク内を巡回しているスタッフ、全ての方が最低限の英語力を備えています。完璧に対応しているクルー、片言でもゲストに伝わる英語で答えているクルー、それぞれの英語力に差が見られるものの、ちゃんとゲストのニーズに応えていました。
 秘書科の学生として、英語で話しかけられてもしり込みせず、クルーの皆さんのようにコミュニケーションが取れる力を2年間で身に付けてほしいと思うと同時に、そのために教員としてすべきことは何かを改めて考える機会となりました。
 話が逸れましたが、何より学生の皆さんが笑顔で楽しんでいる様子を見て、こちらも元気と笑顔をもらいました!友人との仲がより一層深まる研修となったことを嬉しく思います。





オープンキャンパス(5月19日)開催!

 今年2回目のオープンキャンパスを開催しました。前日は天候が悪く心配していましたが、当日は高校生の皆さんをお迎えするのに素晴らしい新緑のさわやかな風とお天気に恵まれました。
 今回、秘書科では、「知って得するパソコン検索テクニック」(1回目)と「タッチタイピングに挑戦しよう!」(2回目)をテーマに、体験学習を2回行いました。1回目の体験学習では、秘書科2年生2名の学生スタッフによる進行のもと、知っておくと便利な検索方法や検索すると面白いことが起こるGoogleの機能などを学びました。2回目の体験学習では、タッチタイピングの練習と模擬試験に挑戦しました。高校生の皆さんと一緒に秘書科2年生の学生スタッフ1名が、タイピングの速度を競いました。学生スタッフは、緊張の中、いつもの力を発揮してくれました。参加された皆さん、2年生の速度はいかがでしたか?先輩の速度と自分を比べて、悲観的になることはありません。本学科では入学後、丁寧に指導を行い、2年後には先輩のような速度でタイピングできるようになります。
 2回の体験学習のあとは、ランチタイムです。高校生の皆さんは、たーちゃんキッチンでお食事をしたり、学科別の個別相談に参加したり、中庭で行われた「ジャグリング・ファーム」のパフォーマンスを見たり、着ぐるみのたーちゃんとふれあったりしていました。学科別の個別相談にご参加くださった皆さんは、恥ずかしそうに緊張した面持ちで学科の教員・学生スタッフの前にお越しくださいました。でも、その目はキラキラと輝いていて、まぶしかったです。皆さんの希望の進路が見つかり、夢が叶うことを願っています。
 次回のオープンキャンパスも、秘書科での授業をもとにした体験学習を予定しています。高校生の皆さん、是非お越しくださいね。皆さんと再びお会いできることを楽しみにしています。また、本日、参加できなかった高校生の皆さんも、是非、お越しくださいね。





選挙や政治に関心を!(5月18日)

 平成28年7月の参議院議員選挙から選挙権年齢が「20歳以上」から「18歳以上」となったことは皆さんもご存知かと思います。若い世代に、現在、未来の日本の在り方を決める政治に関心を持ってほしいという願いを込め、本日の「応用演習Ⅰ」の授業では、高松市選挙管理委員会の方による選挙に関するお話をしていただきました。
 平成29年衆議院議員総選挙の高松市の18歳・19歳の投票率は、18歳が約45%、19歳が約30%で、合わせて40%を切り、これは全国の投票率よりも低い結果です。実際、「これまでに投票をしたことがある人?」という質問に、挙手した学生は半数もいませんでした。
 本日の講義では、不在者投票の流れやインターネット等を利用した選挙運動、18歳の選挙運動等についての説明後に、模擬投票を体験しました。投票立会人、名簿対照係、用紙交付係などの投開票事務員を学生代表が担当し、実際の投票記載所や投票箱を使って投票用紙に記入したり、開票作業も行いました。
 開票作業の際、折りたたんで投票したはずの投票用紙が開かれた状態で出てきたことを不思議に思った学生が、最後に質問をしていました。投票用紙は、紙ではなく樹脂でできた特殊な用紙のため、しっかり折り目をつけて折って投票箱に入れたとしても、箱の中で自然と開くようになっているそうです。破ろうと力を入れても破れないらしく、授業後に用紙をもう一度触って確かめていました。
 他にも「定数1人の選挙で、開票の結果、2人の候補者の得票数が同数であった場合、どのように当選人を決定するのでしょうか?」というクイズでは、「くじ引きで決める」という答えに学生から驚きの声が上がっていました。
 今日の講義を通して、少しでも選挙や政治を身近に感じることができるようになってほしいと願っています。



スーツデーの実施

 写真を見ると、全員、スーツですね。秘書科では、週2回、スーツで終日過ごす「スーツデー」を設けています。今年度前期は、1年生が月・水曜日、2年生が水・金曜日です。スーツデーは、高松短期大学秘書科ならではの習慣です。
 1年生は、スーツで過ごすことに慣れず、窮屈に感じることもあるようですが、2年生になると、慣れてくるとともに、寒暖差にもうまく対応できるようになります。
 スーツを着て身なりを整え、背筋を伸ばし、足を揃えて立つことで、気持ちが引き締まり、言葉遣いや振舞も変わってきます。1年時からスーツに慣れることで、その着こなしを習得できるため、就職活動での長時間の立居振舞にも対応できるのです。
 秘書科では、日々の積み重ねや習慣がもっとも重要であると考えています。







茶摘みと製茶体験をしました(5月9日)

 5月5日は立夏。暦の上では、夏到来です。新緑が、初夏の日差しに照らされて美しい輝きを放っています。
 皆さんは、国の特別名勝・栗林公園内に香川県内最古の茶園があることをご存知ですか?秘書科では、「地域文化研究Ⅰ」の授業の一環で、この茶園にて、「茶摘み・製茶体験」実習を行いました。前日までの大雨から一転、青空が広がる初夏の茶畑で茶摘みを体験しました。薄緑色の新芽を探し、“一芯二葉”と口ずさみながら、優しく茎を折って手摘みに挑戦!1時間ほどで目標量の茶葉を摘むことができました。
 つぎに、摘み取った茶葉をつかって製茶作業を行いました。茶葉が新鮮なうちに、すぐに大学に戻り、ホットプレート、電子レンジを使って、製茶作業を開始。
 茶葉を水洗いした後、電子レンジで1分30秒程蒸す→電子レンジから出して、うちわで風を送って水分を飛ばす→電子レンジで1分30秒程蒸す→電子レンジから出して、うちわで風を送って水分を飛ばす→保温状態のホットプレート上で乾燥させながら茶葉をよる(茶葉の形をつくっていく)→ほぼ乾燥した後、再度電子レンジで1分30秒程温める
 この工程に1時間程度かかります。とても根気のいる作業です。そして、熱せられた茶葉をよる作業は、やけどするほどの熱さではありませんが、とても熱いです。茶葉の形が作られてくると、教室いっぱいにお茶の香りが広がります。お茶屋さんに入ったときの香りとまったく同じ!!学生のレポートには、

・自分で手摘みをして、製茶作業まで行うのは初めてでした。山もりの茶葉が、製茶すると、とても少なくなったことに驚きました。完成した茶葉を急須に入れてお茶をいただきました。お茶の甘みを楽しむことができました。
・茶園で茶摘みをするだけでも気持ち良く癒されましたが、自分で摘みとった茶葉でいただくお茶は、とても美味しかったです。普段飲み慣れたお茶とは違う、雑味のないスッキリした味わいでした。

などの感想が書かれていました。
 完成したお茶は、少量ずつ小袋に入れ、栗林公園の紹介文を添えて、さぬき市前山「おへんろ交流サロン」で秋に実施予定のお接待実習にて、お遍路さんへのお土産としてふるまう予定です。それまでは、冷凍庫で大切に保存します。
 最後になりましたが、今回の実習にご協力くださった栗林公園のスタッフの皆様、高松大学発達科学部の蓮本和博先生に、心から感謝いたします。ありがとうございました。



「社会活動演習Ⅰ」でふれあい・いきいきサロンを訪問しました(5月6日)

 「社会活動演習Ⅰ」では、社会活動とは何かという問いに対して“自分の考えを持つこと”や、様々な世代の方々との交流の中で相手の視点に立った“思いやりの心を養うこと”を目標に授業を行っています。
 本日は、高松市福岡町にある松島地区ふれあい・いきいきサロン「てごくらぶ」を訪問しました。当日は、地域の方や高松市社会福祉協議会の職員の方、学生、教員を含め、17名が参加しました。まずは「身体を動かそう」との声からラジオ体操が始まり、「今度は頭の体操をしよう」との声で輪になって生き物しりとりを行い、互いに声を掛け合いながら笑いも絶えず、あっという間に時間が過ぎていきました。
 ふれあい・いきいきサロンは“気軽に・無理なく・楽しく”をモットーに、地域の方々が協働で企画し運営する“地域の居場所づくり”として全国に広がっている活動です。近隣での助け合いを育む地域づくりにも貢献しています。学生は、日頃の悩みや日常生活のお話を聴き「自分が住む地域にもこんな居場所がもっとあればいいのに」と、人と人との繋がり・関わりの必要性を肌で感じた様子でした。
 今後、学生は、ふれあい・いきいきサロンに参加されている皆様方とともに楽しめるプログラムを企画し実施する予定です。学生がどのようなプログラムを企画するのか楽しみです。
 最後になりましたが、今回の実習にご協力くださった松島地区「てごくらぶ」の皆様、高松市社会福祉協議会の皆様に、心から感謝いたします。ありがとうございました。

「応用演習Ⅰ」の授業風景(5月2日)

 2年生必修科目「応用演習Ⅰ」では、幅広い教養や知識・技能を身に付けることを目標にしています。先週の応用演習Ⅰでは、2グループに分かれて「熨斗袋の書き方」と「封筒・手紙の書き方」について学びました。
 本日は、「封筒・手紙の書き方」の授業をご紹介しましょう。インターネットやスマホという便利なツールが日常に溢れている現在、手書きで手紙を書くという行為自体、経験することは少ないのではないでしょうか。実際、授業を受けた学生のほとんどが、最後に手紙を書いたのがいつだったか分からない、という現状があります。
 しかしながら、卒業までには実習先へのお礼状であったり、内定へのお礼状であったり、便箋を使い形式に則って手紙を書くことが求められる機会に必ず直面します。そんな状況に備え、本日は次の3つの目標を掲げ、授業に取り組みました。
 ①手紙の基本形式(構成)を知り、理解する。
 ②封筒の書き方(エアーメールを含む)のルールを知り、実際に書くことができる。
 ③手紙の基本形式に沿って、自分の言葉で内定へのお礼状を書くことができる。

 手紙は、前文、主文、末文、後付けで構成されていること、便箋1枚のみの手紙は失礼にあたること、頭語は1文字下げずに頭から書き始めること、など、手紙の基本形式、便箋の使い方、封筒の書き方に至るまで、一通り詳細に学びました。これらの形式を頭に入れておけば、あとは自分の想いを自分の言葉で表現するだけです。相手の心に届く素敵な手紙が書けるようになることを願っています。

オープンキャンパス(5月19日)まもなく開催

 今年第2回目となるオープンキャンパスは、5月19日(土)に開催します。まもなくです!
 秘書科では「学科説明」「コース説明」「体験学習」を行います。体験学習では、「知って得するパソコン検索テクニック」と「タッチタイピングに挑戦しよう!」を行います。秘書科での学びがどのようなものか、お分かりいただけると思います。
 高校生の皆さんのご参加を、教職員と学生スタッフ一同、心からお待ちしています。



「応用演習Ⅰ」の授業風景(4月27日)

 本日の「応用演習Ⅰ」(2年生)では、2つのグループに分かれて、「熨斗袋の書き方」「封筒・手紙の書き方」について学びました。
 卒業後は、結婚や出産等、いろいろなライフイベントが待っています。当然、祝儀袋や不祝儀袋を扱うことも増えるでしょう。いざというときに慌てずに済むよう、「熨斗袋」のしきたりや扱いを知っておくことは大切ですね。そこで、「熨斗袋の書き方」の授業では、
①用途に応じた熨斗袋を選ぶことができる。
②用途に応じて上書きを書き分けることができる。
③用途に応じて上包みを折ることができる。
の3点を学習目標に、祝儀袋と不祝儀袋の表書きの練習をしました。
 毛筆で書くのが正式ですが、本日は筆ペンで練習しました。みんな、心を込めて、丁寧に書いていますね。
 「封筒・手紙の書き方」の授業では、どのようなことを学んだのでしょうか?後日、秘書科HPでご紹介しますね。





学外セミナーを実施(4月20日)

 4月20日に、秘書科恒例行事である学外セミナーを実施しました。2日間に分けて行っているこのセミナー、第1日目は、香川県内の一流ホテルでの接遇研修です。
 今年は「高松国際ホテル」において、テーブルセッティングと「企業が求める人財とは」と題したミニ講演を行いました。テーブルセッティング研修では、テーブルクロスのかけ方、それぞれのカトラリーの位置、円卓でのサーブの仕方、さらにはマナーとエチケットの違いなど、料飲サービス部副支配人 池田誉之様から細かくご説明いただきました。カトラリーの種類は大きさや形が似ているものが多く、何度もお手本を見て確認しながら、また学生同士互いに相談しながらセッティングに悪戦苦闘する様子が印象的でした。
 管理本部 廣瀬圭様の講演では、どのような時も前向きにポジティブに考えられる人、とりあえずやってみよう!という意欲のある人、仕事を自ら進んで楽しんでくれる人など、企業側が学生に求めている人財を具体的にご説明いただきました。また、卒業までに様々な場所に行き経験を積むことで、経験値を高めるようご助言をいただきました。
 最後は楽しみにしていたテーブルマナー研修です。それぞれのカトラリーの使い方やドレスコード、スマートな乾杯の仕方まで、しっかりと学びつつ、おいしいお料理をいただきました。
 研修後、学生からこのような感想が寄せられました。
 「テーブルセッティングは、お客様に楽しい食事をしていただくための始めの一歩となる大事な仕事であると実感しました。テーブルセッティングがきれいであると、食事が楽しみになるとともに、お店の印象もより良くなると感じました。」
 「特に印象に残っているお話は、昔の文化や名残が、食を通じて現代にも残っていることです。魚がなかなか食べられない地域では、魚が食べられることへの感謝や敬意の意を込めて、美しい模様がナイフやフォークに刻み込まれています。そのような昔の人々が残した思いが、今もなおフィッシュナイフに残されていることを知り、感激しました。」
 学生は、それぞれの視点で、新たな気づきや学びがあったようです。ご協力くださいました高松国際ホテルのスタッフの皆様、誠にありがとうございました。

第53回さぬき高松まつり Tシャツデザイン審査に参加(4月19日)

 今年度から始まった「地域協働実践」(2年生)の授業では、身近な「地域」を活動拠点に、行政や民間団体等との協働を通じて、継続的な地域貢献活動を行います。様々な活動を予定していますが、本日はその第一弾!行政との協働活動として、受講者全員がさぬき高松まつりの宣伝広報委員を務めるとともに、まつりをPRするための集団“ものっそ隊”に参加することです。
 4月19日に、さぬき高松まつり宣伝広報委員として、まつりのTシャツデザインの選考を行いました。複数のデザインから、公平・公正に審査をし、他の宣伝広報委員の皆さんとともに、採用する1点を決定しました。インパクトのある洗練されたデザイン群の中から1点を選ぶって難しいですね。①さぬき高松まつり及び屋島をイメージしたデザイン、②両面プリントを入れたデザイン、③さぬき高松まつりのキャッチコピー“ものっそ高松”を入れたデザインであることが選考の必須条件です。“まつりの顔”ともいえるTシャツを選定するのは、とても責任重大です。様々な年代の方々に着ていただきたいので、着用された姿をイメージしながら、熟考を重ね選びました。さて、どのTシャツデザインが選ばれたのか・・・ここで申し上げたいところですが、発表されてからのお楽しみ!
 これから学生達は、8月の本番に向けて、高松まつりを盛り上げるための活動を開始していきます。

※市民と市、また、市民相互が、互いに理解し、対等な立場で、それぞれの責任と社会的役割を踏まえ、共通の目標を達成するために協力・連携しながら共に取り組むこと。(出典:「高松市自治基本条例」)



校内のハナミズキが見頃です!

 私たちの目を楽しませてくれた校内の桜は、今は、葉桜となっています。現在、東門付近では、発達科学部の学生が植えた色とりどりのチューリップが、学生や教職員を出迎えてくれています。幼き頃に歌っていた「咲いた、咲いた、チューリップの花が・・・」を、思わず口ずさんでしまいます。
 校内の庭園では、青空のもと、ハナミズキが白や桃色の可憐な花を咲かせています。ハナミズキは、ワシントンにサクラを贈った返礼で日本に贈られた花として有名ですね。花言葉には、「返礼」や「私の思いを受け取ってください」などがあるそうです。庭園にあるハナミズキのうち1本は、秘書科30周年を記念して植樹したものです。白色の可憐な花を咲かせています。この花を見ると、いつも”清楚”という言葉が頭に浮かびます。秘書科学生にピッタリの言葉ですね!!
 このように、校内では、様々な草花が彩り豊かに咲き誇っています。可憐な花や輝くばかりの若葉は、私たちに元気を与えてくれます。生活に潤いを与えてくれます。きれいだなあ、美しいなあと感じる心を育むことは大切ですが、さらに、草木を愛でることができるのは、日々水やりをし、丁寧に手入れをしてくださっている方々がいらっしゃることにも気づいて欲しいのです。目の前に広がっている光景に感動することはもちろん、その背後にあるものにも思いを馳せて欲しいのです。
 秘書科では、植えてくださった方々、育ててくださっている方々に感謝する心も育てていきたいと思っています。

新入生歓迎会を催しました(4月6日)

 本日から前期授業が始まりました。4校時は、1年生にとって初めての「研究室活動」です。秘書科では、研究室ごとに新入生歓迎会を催しました。
 2年生が準備した飲み物、クッキーやチョコレートなどのお菓子、ケーキ、和菓子などを囲みながら、自己紹介や近況報告、出身校の話で盛り上がりました。中学校や高校の友人のことを他の学生が知っていたこともあり、「世間って狭いね」「こんなところで会うとは!縁というのは不思議だね」などと驚いている様子でした。
 2年生は、期待と不安が入り混じった1年前を思い出しながら、1年生の緊張を徐々にほぐしてくれました。歓迎会も終盤に近づくと、好きなアーティストの話で意気投合したり、互いに連絡先を交換したりと、和やかな雰囲気の中、お開きとなりました。



新年度オリエンテーション(4月5日)

 新入生が決意も新たに、大学生活のスタートを切りました。4月3日、4日、5日の3日間は、オリエンテーションです。秘書科では、この期間に、時間割作成や履修登録の仕方、秘書科学生としての心得など、学修や学生生活などの要点説明を行うとともに、教員紹介や研究室の先輩との交流機会も設けています。
 本日は、秘書科での授業や行事、秘書科学生としての心構え等についての説明を行いました。学生の皆さんは、秘書科が、職業人としての高度な実務能力と、社会人としての幅広い教養や品位を身につけるための学びの場であることを認識できたと思います。
 その後、ノートの取り方、レポートの書き方等、授業で必要とされる基本的な学習方法について説明を行いました。説明した内容は、秘書科での学びの基本であり、入学後できるだけ早い段階で理解しておけば、授業開始時点から多くの知識や技能を習得することができます。
 さあ、明日から前期授業が始まります!





サービス実習(4月2日)

  サービス実務コースの2年生が受講する「サービス実習」が始まりました。この実習は、販売・サービス業界での就業体験を通して、接客サービスの基礎を学ぶとともに、実践的能力を身につけた職業人を育成するための産学連携プログラムです。
 今年度は、香川オリーブガイナーズの試合運営スタッフとして6日間、JRホテルクレメント高松にて4日間の実習を行います。実習先では、企業の方々のご指導を受けながら、様々な形態での実習を行います。実習先の企業の皆様には、業務多忙な中、本学学生のために貴重な時間と労力を割いてご指導くださっていることに対して、心より感謝申し上げます。
 本日から始まった香川オリーブガイナーズでの実習は、9月中旬までの休日に行います。事前に企業研究を行い、実習心得を十分に理解した学生は、体調等自己管理に留意しながら主体的かつ意欲的に実習に挑んでいます。具体的には、試合運営に関わる業務全般(会場設営から後片付けまでとし、主として、来場者への応対業務、総合案内、グッズ販売、イベント補助など)を担当します。試合はナイターではありますが、大勢のお客様をお迎えすべく、午前中から様々な準備を行っています。写真は、チケット販売や来賓受付、球場コンコースでの縁日を担当している様子です。
 実習後は、その日の行動を振り返り、課題を見出し、その反省を次回の実習に生かすために、実習記録を作成します。最後に、「実習報告会」で実習の成果を発表する予定です。
 ちなみに、本日は、香川オリーブガイナーズにとって今シーズンホーム開幕戦です。読売巨人(3軍)を相手に0-0で引き分けました。次回の実習では、“勝利の女神”になれますように!
  

入学式(4月2日)

 新年度が始まりました。本日は、平成30年度 高松大学・高松短期大学入学式です。
 真新しいスーツに身を包んだ新入生が、今を盛りと見事に咲き誇っている桜のもと、保護者の皆さんとともに、式場に向かって歩いていきます。式場入口で、所属学部の教員から資料を受け取り、いざ、式場へ!少し緊張している様子からは、初々しさも感じます。宣誓を読み上げる秘書科新入生の表情は、凛々しく決意に満ち溢れており、社会に貢献できる職業人を目ざす強い決意を感じました。
 希望に胸を膨らませた新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。さあ、2年間の新しい学生生活の幕開けです。勉学に励み、有意義な学生生活を送って欲しいと思います。そのために、教職員一同、皆さんを強力にバックアップします。
 お越しいただいたご来賓、保護者の皆様、誠にありがとうございました。


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