ゼミナール活動紹介 【生徒指導力向上ゼミナール】峯 寛文

担当教員紹介

教員名】 峯 寛文(教科指導)

  • 専門、最近の研究・興味など
    令和2年4月から高松大学で勤務しています。専門は学校教育、生徒指導。これまで公立小学校教諭、教頭、校長、小中一貫教育校校長、公立幼稚園長として、また、香川県教育委員会事務局、高松市教育委員会事務局での勤務を経験する中で、児童理解を中心とした生徒指導力の重要性を痛感してきました。教師を目指す皆さんに、経験をもとにした具体事例を交えながら、その重要性や教職の魅力を伝え、共有したいと思っています。
  • コメント
    コロナウイルス感染拡大で、通常の授業開始が遅れていますが、本ゼミを選択した学生との出会いを大切にしたいと思います。教師は、子どもに夢や目標をもつことや努力することを説く立場であるわけですから、自らが夢や目標の実現に向けて、全力を尽くしたと思える2年間にしてほしいと思います。長いようで短く、とても貴重で重要な2年間です。本ゼミを通して、自らの人間性に磨きをかけていきましょう。
ゼミナール活動紹介

小学校教育で教師に求められるのは、学習指導力と生徒指導力。いわば車の両輪に当たります。どちらの力もバランスよく培っていくこと大切ですが、本ゼミでは、そのうち生徒指導に焦点を絞り研究を深めていきます。なぜならば、教科の専門知識は身に付けていても、授業が成立しないという事例を数多く見てきたからです。教育は、人格と人格が触れ合う中で行われる営みです。特に義務教育では、確かな生徒指導力がベースにあって、そのうえで教科指導力が生きると考えています。生徒指導力とは、児童理解とは何かを考え、その力を高めることは、教員としてスタートするにあたり大きな力となることでしょう。明るく楽しく活気ある空気を、みんなで創り上げていきましょう。

運営方針・活動内容

卒業研究のテーマ設定に当たっては、まず、香川県教育委員会や県内の市町教育委員会、他の都道府県教育委員会が策定する教育基本計画等に目を向けていきます。そして、文部科学省が策定している「生徒指導提要」などを基本教材として、各自が生徒指導に関するキーワードから研究テーマを設定していくこととします。理論研究を深めつつ、学校支援ボランティアや野外活動実習、教育実習などの経験を理論と結びつけながら、子どもと向き合う構えやその在り方を体得していってほしいと思います。

大学 発達科学部 子ども発達学科 経営学部 経営学科

大学院 経営学研究科

短期大学 保育学科 ビジネスデザイン学科