
さあ、気合を入れて、担当地点へ移動します!

1,800メートル付近で勢いよく流れていくそうめん。4,000メートル目指して、まだまだ長い旅が続きます。
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「流しそうめん世界一への挑戦」で監視員をしました!(9月25日)
香川県三木町の山々に広がる竹林と廃校を活用して、全長約4,000mの流しそうめんで世界記録に挑戦するイベントが開催されました。
毎週日曜日に、多くの人々がボランティアとして集まり、約2,000本の竹を伐採・加工し、ギネス世界一へ挑みました。大人も子どもも、男性も女性も、「世界一になれるかな?」とワクワクしながら、竹の節を取り除いたり、竹の長さを測ったり・・・それぞれの作業を行いました。9月からは、三木町の高仙山山頂をスタート地点とし、約4,000m下った廃校の小中学校運動場まで、竹を繫ぎレーンを作っていきました。挑戦日を迎えるまでに、数百人の方々がボランティアとして参加したそうです。ギネス挑戦の影には、地域の方々の素晴らしい協力があったのですね。まさに、“竹を繫いで、人を繫ぐ”絶好の挑戦といえるでしょう。
そして、挑戦日の9月25日を迎えました。当日は、高松大学発達科学部と高松短期大学秘書科の学生および教員有志が、ギネス挑戦の監視員として参加しました。私たちが集まっている部屋に、正装に身を包んだギネス公式認定員が入室されたときは、さすがに身が引き締まる思いでした。各々が身分証明書を提示してから、監視員としての職務内容の説明を受け、いざ、担当地点へ移動。不正を行っていないかどうか、正確に平等に、そして厳密にチェックします。
雨の中行われた1回目は、約2,200メートル地点で落ち葉とそうめんが塊になってしまいました。修正し2回目に挑戦。残念ながら、2回目も途中で止まってしまい、世界記録を更新することはできませんでした。ギネス公式認定員による到達地点の距離は3,100m。ギネス挑戦への長い一日は、終わってしまいました。挑戦に関わった皆さんが悔し涙を流されている姿は、今も目に焼き付いています。「世界一」の難しさとその重みを知った瞬間でした。
ギネス挑戦に立ち会うことは、人生の中で頻繁にあることではありません。挑戦に立ち会えたことは、本当にラッキーなことでした。残念な結果ではありましたが、世界一に挑戦する方々の姿を間近に拝見し、その行動力と情熱に感動しました。 |
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