アケビのおはなし

みなさんはこの植物が何か分かりますか?

これはアケビという植物です。

学生の中には、知っているという子が少数で、「サツマイモにしか見えん」なんていう子も何人かいて、最近ではあまり馴染みがないのかもしれませんね。

今日は『アケビ』についてご紹介します。

アケビは、東アジアが原産のアケビ科アケビ属の植物で、日本各地で自生している落葉つる性低木です。花は、4月から5月頃に1本の木に雄花と雌花に分かれて咲きます。実は、楕円形をしていて、9月から10月頃に熟すると、縦に割れて、中から白い果肉が見えてきます。これがアケビの食べごろのサインです。

熟したアケビの果肉は、ゼリー状で優しい甘さがあります。ですが、見た目がちょっと、、、と思いますね。

ゼリー状の果肉には、ビタミンCが多く含まれていて、美白効果があるそうです。果肉の中には、黒い種がたくさん入っています。種を食べると便秘の原因になるそうですので気をつけてください。

アケビを漢字で書く場合は「木通」が一般的のようです。

今が旬の「アケビ」がビオトープに実っています。ぜひ近くで見て、触って、観察してみてください。