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(財)短期大学基準協会による 平成19年度第三者評価機関別評価結果

高松短期大学は平成19年度(財)短期大学基準協会による第三者評価の結果、適格と認定されました。

同協会が行う第三者評価は、学校教育法第109条に定める認証評価と位置づけられています。

評価結果

学校法人四国高松学園 高松短期大学 機関別評価結果
平成20年3月19日 財団法人短期大学基準協会
機関別評価結果 【260KB】

■ 高松短期大学の概要

設置者 学校法人 四国高松学園
理事長名 畠山 武史
学長名 佃 昌道
ALO 林 守孝
開設年月日 昭和44年4月1日
所在地 香川県高松市春日町960番地

■ 設置学科および入学定員(募集停止を除く)

学科 入学定員
保育学科 80
音楽科 30
秘書科 80
合計 190

■ 専攻科および入学定員(募集停止を除く)

学科 専攻 入学定員
専攻科 音楽専攻 10
専攻科 幼児教育学専攻 5
合計 15

■ 通信教育および入学定員(募集停止を除く)

なし

■ 機関別評価結果

高松短期大学は、本協会が定める短期大学評価基準を充たしていることから、平成20年3月19日付で適格と認める。

■ 機関別評価結果の事由

1.総評

平成18年6月21日付で当該短期大学からの申請を受け、本協会は第三者評価を行ったところであるが、評価の結果、当該短期大学は、自らの掲げる教育理念の実現および教育目標の達成に向けて順調に進捗しており、本協会が定める短期大学評価基準を充たしていると判断した。

上記の判断に至った事由は、おおよそ次の通りである。

建学の精神・理念が教育活動全般の基盤として明確に示されている。建学の精神から導き出される教育理念、教育目標は全学および各学科に明確に示され、教職員・在学生のみならず入学予定者に対しても、様々な機会をとらえて周知され、必要に応じて点検も行われている。

教育内容と方法の異なる3学科がそれぞれ特色をいかした教育課程と免許・資格取得のルートが整備され、体系的で充実した教育が実施されている。主要な科目への専任教員の配置もバランスがとれており、選択科目については学生が自由に選択できるように工夫され少人数教育が行われている。授業改善への努力も学生による授業評価の結果をもとに目標を持った研修会という形で展開されて成果をあげている。

教育実施体制は整備され、研究室制度による専任教員が行う日々の学生指導は充分な成果を上げており、ユニークな取組みである。学内LAN、パソコンなど教育情報機器の設置状況は充実しており、学習活動の主たる場面でインターネット等の情報通信技術を活用した授業(e-learning)のシステムは大学が独自に開発している。図書館は充実しており学生や教職員の要求に充分応えている。

教育目標の達成に向けて全学一致しての努力がみられる。学生を受け入れた以上は卒業まで責任を持って指導する、という熱意を持って教育活動を行っている。単位認定の方法は学科ごとに特徴をいかした工夫がなされており、単位取得率が非常に高いのは教員の指導力の賜物である。

学生支援は対話を重視した教育理念が貫かれており、担当教員研究室と隣接して学生用研究室が設置され、その学生研究室制度(以下、研究室制度)が学生支援の基本システムとして定着し大きな効果を発揮している。大学案内は各学科の教育目標に基づいた人材育成像を容易に把握できるように編集され、入学者に対する入学前教育は充分な成果を上げている。就職は地元企業などを中心に良好な就職率を維持しており、地域社会での評価の定着をうかがわせる。

研究活動では専門分野の研究で成果を上げている教員や多岐にわたり研究活動に寄与している教員も多く、大学が地域の学術文化の発展、活性化に指導的な役割を果たしていることがうかがえる。学科の教員が毎年、共同のテーマで研究を進めるというのは教員間の意思疎通という観点からも優れた企画である。教育研究経費、個人研究室、ネットワーク環境などの研究条件は充実している。

社会的活動は活発で地域の文化センター的役割を果たしている。平成10年度に生涯学習教育センターを開設、地域住民への生涯学習の機会と場を提供し、地域に開かれた大学として地域社会の文化の発展に貢献している。さらに、地域活動やボランティア活動に学生の積極的な参加を促しており、学生の社会的活動も活発に行われている。

健全経営と地域に根付いた大学運営が学長を中心に行われており、法人の最高意思決定機関としての「理事会」のもと、理事会および学校法人全体の管理運営を適切に行うため「企画広報運営懇談会」が設置されている。この企画広報運営懇談会の決定事項および検討要請事項と、教学に関しての各学科および各種委員会からの提案を「総務教学委員会」において精査し、各教授会に諮られ円滑に運営されている。

18歳人口の減少の中で、短期大学の学生数の減少を踏まえて、法人としては併設大学の学部の新設と短期大学の一部学科の募集停止を行い、財務基盤の健全化に向けて努力しており、近い将来において財務体質が改善されると考えられる。さらに、長期計画に基づき適正な資金組入れを計画的に行い、老朽化した校舎を順次建て替えており教育環境の整備が着実に行われている。

自己点検・評価活動は早くから委員会を設けて取組み、全学的体制で自己点検・評価を実施している。さらに、当該委員会の提言は各部局での改善のための指針とされ、学長のリーダーシップのもとに間断なく改革改善に向けて努力されている。着実に改革・改善に結びついてきたのは、理事会、教授会、事務局の連携・協力の成果である。

2.三つの意見

(1)特に優れた試みと評価できる事項

評価領域Ⅰ 建学の精神・教育理念、教育目的・教育目標
○ 建学の精神から一貫して「対話」を最重要視して人間教育が進められており、特に研究室制度は学生のためのきめ細かい教育活動の場となっている。

評価領域Ⅱ 教育の内容
○ 保育学科の小冊子「カリキュラムの考え方と特色」は免許・資格取得のもと、多岐にわたる保育学科のカリキュラムを学生にわかりやすく解説したものである。
○ 教養科目の「ボランティア」は時代のニーズに応え、しかも学生にはよい経験を積む機会となる科目である。「香川学」は地域の歴史を知る上でよい機会となる。

評価領域Ⅲ 教育の実施体制
○ 学内LAN が整備され、パソコン実習室は充実しており、e-learning に関しては市販のソフトを使わずに短期大学独自に構築したシステムを使用している。

評価領域Ⅳ 教育目標の達成度と教育の効果
○ 保育学科に「保育者養成カリキュラムの構造化プロジェクト」がある。学生の満足度に配慮を怠らず、各学科ごとに、あるいは研究室制度を通して常に学生のケアに努めている。保育学科の学生のほぼ全員が幼稚園免許と保育士資格を取得して卒業している点は短期大学教育としての理想的な姿を呈している。

評価領域Ⅴ 学生支援
○ 学生が参画する地域のクリーンアップ、学内のマナーアップ・デイは研究室制度が充分に活用され、その効果がめざましい。この研究室制度は学生支援の基本システムとして定着し、学生の満足度を高める点でも大きな効果を発揮している。宿泊施設を備えたクラブハウス、課外活動専用バスなど充分な教育環境が整備されている。

評価領域Ⅵ 研究
○ 学科の教員が、文部科学省の特別補助および学内の共同研究などの支給を受け共同のテーマで研究を進めている。このことは、研究成果はもとより教員間の意思疎通という観点もある。その成果は授業改善などにいかされている。

評価領域Ⅶ 社会的活動
○ 地域活動やボランテイア活動が、地域観光の事業と相応しており、研究室制度が有機的に働いているのがみられる。また、地域社会に対して数多くの公開講座を開講し、3,000 人近い住民を受け入れ、地域への還元を行っている。

評価領域Ⅸ 財務
○ 経理で現金を取扱っていない。すべて小口現金の支払いが銀行振込(振込み銀行を2 行に限定)で行われ、日常的な出納業務の円滑化が計られている。このことにおいても、教職員の法人に対する理解と協力がうかがわれる。

評価領域Ⅹ 改革・改善
○ 自己点検・評価活動には早くから取組み、学内組織を確立し、平成14 年度には信州短期大学と相互評価を実施するなど、充実した活動を継続している。

(2)向上・充実のための課題

なし

(3)早急に改善を要すると判断される事項

なし

3.領域別評価結果

評価領域 評価結果
評価領域Ⅰ 建学の精神・教育理念、教育目的・教育目標
評価領域Ⅱ 教育の内容
評価領域Ⅲ 教育の実施体制
評価領域Ⅳ 教育目標の達成度と教育の効果
評価領域Ⅴ 学生支援
評価領域Ⅵ 研究
評価領域Ⅶ 社会的活動
評価領域Ⅷ 管理運営
評価領域Ⅸ 財務
評価領域Ⅹ 改革・改善

評価領域Ⅰ 建学の精神・教育理念、教育目的・教育目標
建学の精神・理念が教育活動全般の基盤として明確に示されている。建学の精神から導き出される教育理念、教育目標は全学および各学科に明確に示され、教職員・在学生のみならず入学予定者に対しても、様々な機会をとらえて周知され、必要に応じて点検も行われている。

評価領域Ⅱ 教育の内容
3学科の特色をいかした教育課程と免許・資格取得のルートが整備され、体系的で充実した教育が実施されている。主要な科目への専任教員の配置もバランスがとれている。選択科目については学生が自由に選択できるように工夫されており、少人数編成で教育が行われている。授業改善への努力も学生による授業評価の結果をもとに目標をもった研修会という形で展開され、功を奏している。

評価領域Ⅲ 教育の実施体制
教員組織は整備され、研究室制度導入による専任教員が行う学生指導は充分な成果を上げており、ユニークな取組みである。学内LAN、パソコンなどの設置状況は充実しており、e-learning は大学独自に教育ソフトを開発している。また、図書館は情報機器などが充実しており、学生や教職員の要求に充分応えている。

評価領域Ⅳ 教育目標の達成度と教育の効果
教育目標の達成に向けて全学一致しての努力がみられ、学生を受け入れた以上は卒業まで責任を持って指導する、という熱意を持って教育活動が行われている。単位認定の方法については学科ごとに特徴をいかした工夫がなされている。単位取得率が非常に高いのは教員の指導力の賜物である。

評価領域Ⅴ 学生支援
学生支援は対話を重視した教育理念が貫かれており、研究室制度が学生支援の基本システムとして定着し大きな効果を発揮している。大学案内は各学科の教育目標に基づいた人材育成像を容易に把握できるように編集され、入学者に対する入学前教育は充分な成果を上げている。就職は地元企業などを中心に良好な就職率を維持しており地域社会での評価の定着をうかがわせる。

評価領域Ⅵ 研究
研究活動では専門分野の研究で成果を上げている教員や多岐にわたり研究活動に寄与している教員も多く、大学が地域の学術文化の発展、活性化に指導的な役割を果たしていることがうかがえる。学科の教員が毎年、共同のテーマで研究を進めるというのは教員間の意思疎通という観点からも優れた企画である。

評価領域Ⅶ 社会的活動
社会的活動は活発で地域の文化センター的役割を果たしている。平成10 年度に生涯学習教育センターを開設、地域住民への生涯学習の機会と場を提供し、数多くの講座を開講して地域社会の文化の発展に貢献している。さらに、地域活動やボランティア活動に学生の積極的参加を促しており、学生の社会的活動も活発に行われている。

評価領域Ⅷ 管理運営
法人の最高意思決定機関としての「理事会」のもと、理事会および学校法人全体の管理運営を適切に行うため「企画広報運営懇談会」が設置されている。この企画広報運営懇談会の決定事項および検討要請事項と、教学に関しての各学科および各種委員会からの提案を「総務教学委員会」において精査し、教授会に諮られ円滑に運営されている。

評価領域Ⅸ 財務
18歳人口の減少の中で短期大学の学生数の減少を踏まえて、法人としては併設大学の学部の新設と短期大学の一部募集停止を行い、財務基盤の健全化に向けて努力しており、近い将来において財務体質が改善されると考えられる。長期計画に基づき適正な資金組入れを計画的に行い、老朽化した校舎を順次建て替えており、教育環境の整備が着実に行われている。

評価領域Ⅹ 改革・改善
自己点検・評価活動は早くから委員会を設けて取組み、全学的体制で自己点検・評価が実施されている。さらに、委員会の提言は各部局での改善のための指針とされ、間断なく改革改善に向けて努力されている。着実に改革・改善に結びついてきたのは、理事会、教授会、事務局の連携・協力の成果である。

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